「任天堂の名前を使えば儲かるから」ニセモノDS製作社長供述

2006年10月02日 06:30

ゲームイメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると先に【ニンテンドーDSに似せた商品に勝手に登録商標をつけて販売していた中国国籍の商社社長、著作権法違反などで逮捕】でも報じた、[任天堂(7974)]の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を真似てクレーンゲームの景品を模倣し登録商標をつけて販売していた件で、商標法違反などの疑いで逮捕された呉暁斌容疑者は「世界的に有名な日本のメーカーの登録商標を使えば、売り上げを伸ばせると考えた」と供述していることが明らかになった。

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神奈川県横浜市の商社【忠成】の社長の呉容疑者はニンテンドーDSに似せた商品9000点ほどを中国の浙江省にある電機メーカーから輸入し、任天堂の登録商標「GAMEBOY」を付けて販売しただけでなく、日本のアニメのDVDの海賊版やニセモノのキャラクターグッズを輸入販売したなどの容疑がもたれている。特に「ニンテンドーDS」のニセモノについては見た目はそっくりだが、任天堂のゲームソフトは使えないとのこと。この商品は1個400円ほどで卸売会社に販売していた。

調べに対し呉社長は容疑を認めた上で、「犯行は自分が考えた。任天堂の登録商標のゲームボーイという文字を商品の箱に印刷するよう、中国のメーカーに指示した」と供述。自分が主導して企画開発までを行ったことを明らかにした。さらに動機については「世界的に有名な日本のメーカーの登録商標を使えば、売り上げを伸ばせると考えた」と述べているという。

新潟県警察本部は10月1日に呉社長の身柄を新潟地方検察庁高田支部に送るとともに、偽のゲーム機の流通ルート解明を進めている。

NHKサイトの元記事では具体的に呉社長が取り扱っていた該当商品の写真が掲載されいたが、見る限りでは外見がまったくニンテンドーDSと同じであるものの、箱だけでなく本体の液晶(に該当する)部分上部に「GAMEBOY」という文字が描かれていた。商標登録を使えば誤認させてよりいっそう儲けられるかも、とたくらむあたり、著作権なり商標権なりの概念が薄いさまがうかがえる。パロディやオマージュ、ジョークアイテムの域を超えている。

特にゲームセンターのクレーンゲームでの景品には、今回の件同様に中国ルートで法的に問題のある商品の流通が多数見受けられる。人気商品のバッタモノはいうまでもなく、キャラクタ商品をコピーして勝手にでっち上げて開発されるなど日常茶飯事である。原価を安く抑える必要があるのは分からないでもないが、世の中にはやってよいこととよくないことがあるのに、関係各方面は理解を深めてほしいものだ。

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