カプコン(9697)、株をテーマにしたアドベンチャーゲーム『株トレーダー瞬』を2007年にDSで発売

2006年10月28日 19:30

【カプコン(9697)】は10月27日、携帯ゲーム機ニンテンドーDS向けアドベンチャーゲーム『株トレーダー 瞬』を2007年に発売すると発表した。価格未定(【公式ページ】)。株式取引をテーマにしたアドベンチャーゲームで、株に関する知識も得られる、との話。

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プレイヤーは稀代の相場師で「相場の魔術師」と呼ばれた相場一平の息子、相場瞬。彼が一平の弟子だった奈良崎の元へ弟子入りし、株取引のノウハウを学びながら個性的なトレーダーたちとトレード上のバトル(!?)を繰り広げたり、イベントをこなしていく。

カプコンの携帯ゲーム機向けのアドベンチャーゲームといえば、裁判というテーマを元にストーリーを構築した『逆転裁判』シリーズが頭に思い浮かぶ。『株トレーダー瞬』では似たようなスタイルで、株式取引をメインテーマとて演出を行い、プレイヤーを引き込ませる演出を盛り込むようだ。

【コナミ(9766)】から発売予定の『株式売買トレーナー カブトレ!』と異なり内包されているデータはモデルが存在するものの架空の企業が登場。株式取引・投資はあくまでもテーマとしてとらえられ、それを元にアドベンチャー要素を楽しむという『逆転裁判』と同じスタイル。

トレーディング部分は提示された目標を達成するために売買を行う「ソロトレード」と、ライバルトレーダーと対決する「バーサストレード」が用意されている模様(【参照:電撃オンライン】)。麻雀ゲームによく見られる特殊技こと「トレーディングアーツ」を用いてトレードを有利にするという仕組みが用意されているようだ。「神の手」「悪魔の手」「壱万円悪戯」「気合」「気分転換」「揺さぶり」など、トレーダーこどに異なる「トレーディングアーツ」が用意されているところを見ると、まさに麻雀ゲームや『逆転裁判』、あるいは『スーパーロボット大戦』を見ているようで複雑な気分にさせられる。

他にも公開されている『株トレーダー瞬』の画像を見てみると、プレイヤー自身を含めた各キャラクタには「精神力」や「取り扱い可能銘柄数」などのパラメータが設定されていたり、相手トレーダーとの「バーサストレード」中に相手が利益確定をした場合、プレッシャーを受けて精神力が減ってしまうなど、実際の投資家も思わずにやけてしまうような設定もある。

「特殊技ってゲームセンターあらしじゃないんだから」「そんな技、本当のトレードで使いたいよ」と個人投資家のため息が聞こえてきそうだが、トレーディングの息抜きや気分転換にはよさそうな内容であるのは確かだ。ただ、『株トレーダー瞬』のプレイに夢中になるあまり、実際のトレード中にも思わず「トレーディングアーツ」の技名を口走ってしまうことのないよう、注意されたい(笑)。


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【【10/14更新】コナミ(9766)、マネックス証券やドリムーバイザードットコムの協力でニンテンドーDS用株式売買シミュレーション『カブトレ!』を12月14日に発売】


(最終更新:2013/09/15)

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