ソニー、電池問題などで営業利益-62%、純利益-38%の下方修正

2006年10月19日 19:30

株式イメージ【ソニー(6758)】は10月19日、2006年度(2006年4月1日から2007年3月31日まで)の連結業績見通しを下方修正する発表を行った(【発表リリース、PDF】)。営業利益は前回発表比の-62%、純利益は-38%となる。発火の可能性があると指摘されたリチウムイオン電池の回収で多額の費用がかかり、また引き当てを行うため。

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リリースによれば修正前後の見通しは次の通り。

修正後の見通し7月時点比増減7月時点の見通し
売上高・営業収入8兆2300億円変更無し8兆2300億円
営業利益500億円-62%1300億円
 (内、構造改革費用)(400億円)(-20%)(500億円)
税引前利益700億円-53%1500億円
持分法による投資利益400億円変更無し400億円
当期純利益800億円-38%1300億円


ソニー下方修正の詳細図解説明(リリースより)
ソニー下方修正の詳細図解説明(リリースより)。ゲーム部門でも相当足が引っ張られているのが分かる

下方修正の要因としては先日から幾度と無く報じられているように、各社に提供した(ノートパソコン向け)リチウムイオン製電池の回収費用、さらにその交換プログラムとしての予算に510億円ほどの引き当てを行う予定があることを挙げている。他に発売間近の家庭用ゲーム機プレイステーション3の日本国内における販売価格の変更やプレイステーション・ポータブルの売上などが当初計画を下回る見通しであること、為替レートの変動などを挙げている。プレイステーション3については導入諸るんどは損失計上を見込むが、2007年度においては大幅な利益改善を実現できると考えている、としている。

「自主交換プログラムに関わる費用」に自社商品の電池交換費用が含まれているかどうかは明記されていないので不明。さらに、先に【東芝(6502)】がソニーに対して電池交換問題で[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]こともあわせて考えると、今後電池問題による負担はさらに増加する可能性がある。

現段階では黒字計上の見通しではあるが、今後数字が変更される可能性は高く、予断を許さない状況であるに違いはないだろう。回収交換作業などで今はいっぱいいっぱいだろうが、二度とこのようなことが無いよう、徹底的に原因を追究し、あらゆる手を打ち対策に努めて欲しいものだ。「もえる」のは熱き血潮とメイドさんや猫耳、バニーガールだけで十分である。

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