アマゾンジャパン、インスタントストアの次回バージョンを11月後半をメドにスタート予定

2006年10月04日 06:30

インスタントストアイメージ『アマゾンジャパン』では先に【簡単便利にオンラインショップをオープン、アマゾンジャパンで新機能「インスタントストア」試験運用開始】でも報じた『インスタントストア』について、11月下旬をめどにバージョンアップを行うことを明らかにした。【アソシエイトプログラムのブログ】で告知を行った。

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インスタントストアイメージ「インスタントストア」とはアソシエイツプログラム(ネット代理店)の一環としてスタートしたもので、プログラム技術が無くともオンラインストアのようなサイトを作れる仕組み。かつてesbooksが行っていた(今はセブンアンドワイに統合されている)【みんなの書店】サービスのようなものだが、開発途中ということもあり機能不足が意見としてネット内で叫ばれていた。

今回発表されたバージョンアップは、それら指摘されている問題を解決するような内容がいくつも含まれている。発表されたものをあげると、

・一つのアソシエイトIDで複数のインスタントストアが作成可能に
・ひとつのプロダクトカテゴリ(サブカテゴリも同様)に複数のセグメントを設定することが可能に(例:ミュージックカテゴリ内にビートルズとローリングストーンズなど複数のカテゴリーを作ることができる)
・おすすめ商品(メインページ)として掲載できる商品が現在の9アイテムから最大54アイテムに
・各おすすめ商品への紹介コメントの量が増加
・既存のWebサイトの一部として、フレーミング形式でインスタントストアを導入する場合のレイアウト、デザインをより柔軟に(ヘッダーやカテゴリーナビゲーションの非表示対応)


などがある。他にも細かな改善項目があるという。

何より複数のインスタントストアが作成可能なのがありがたい。あとはおすすめ商品の表示アイテム数の増加ではなく、製作者側が商品をチョイスできるメインページそのもの増加を強く望みたいところだ。現在発表されているバージョンアップ仕様では、相変わらず製作者側が選択したアイテムを配置できるページが1ページしかないことになってしまう。あるいは「最大54アイテム」というのは6ページ(1ページが現状の9アイテムというのは変わらず)にわたることができ、それぞれのページを自由にデザインできるということなのだろうか。

発表当初は色々期待されていたものの、カスタマイズ性に乏しいため敬遠されることが多かったインスタントストア。仕様のグレードアップで「使える」ツールとなることを切に望みたいところだ。当方のように複数のサイトを運営する立場としては、ストアそのものも複数作成可能というのは非常にありがたいだけに、色々と活用できそうであり、期待をしている。実験も兼ねて色々やらかす(笑)つもりなので、読者の皆様もご期待あれ。


(最終更新:2013/09/16)

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