10月14日は「鉄道の日」

2006年10月08日 19:40

鉄道「国土交通省」の公式サイトにもあるように10月14日は「鉄道の日」である。この日が近づくにつれ、通勤・通学の際に駅構内や駅周辺でもさまざまなイベントのお知らせが目に留まるようになった。独特の雰囲気がある鉄道の日のシンボルマークキャラクター「テッピー」もいつの間にか制定されていることもあり(?)、せっかくだから由来などを調べてみることにした。

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鉄道上記公式ページによると、日本にはじめて鉄道が開通したのは明治5年(1872年)。新橋~横浜間の短い距離だが偉大なる鉄道の歴史の第一歩であり、また試験やクイズにもたびたび登場するお話。この開通日である10月14日が「鉄道の日」として記念日に制定されるようになったわけだ。

もっとも「鉄道の日」として定められたのは案外に新しく、平成6年(1994年)のこと。それまでは大正11年(1922年)に「鉄道記念日」として制定され長らく国民に愛されてきたが、国鉄がJRとして民営化されるにいたり「鉄道記念日のままでは国鉄のイメージが強い」との意見があり、「鉄道の日」として改められることになった。

「鉄道の日」にはさまざまなイベントが催される。上記サイトにもあるが、すでに「鉄道フェスティバル」や「鉄道映画祭」などが開催された。また17日までの予定で「交通総合文化展’06」も、東京駅総武線地下コンコースにある特設会場で開催されている。また最寄の駅などでも独自のイベントが行われる場合もあるだろう。

1B形タンク式・1号機関車さて、教科書や歴史資料でよく見かける、「鉄道の日」の由来にもなった日本ではじめての鉄道路線の車両だが、イギリスから輸入された「1B形タンク式」と呼ばれる蒸気機関車。つい先日閉館した交通博物館に保存されていた(重要文化財指定済み)。

その独特のフォルムに印象深さと愛おしさを覚えるものがあるが、『楽天市場で調べた限り』ではNゲージモデル(線路幅9ミリの鉄道模型)でいくつか存在する。もっとも実際の大きさが現在の鉄道車両と比べると小さいので、同じNゲージでも通常車両が1/150なのに1B形タンク式蒸気機関車とその客車は1/120スケールのようだ。「インテリアとしてちょっといいかな」と思ったのはミニスケールの模型が大好きな性分ゆえのものだろうか。


(最終更新:2013/09/02)

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