ブログサービス利用が最も多いのは「Yahoo!ブログ」、「楽天ブログ」「ライブドアブログ」が続く

2006年09月07日 12:30

インターネットイメージ【Japan.internet.com】によると、過去にブログを作成した経験のある人の中でもっとも利用経験者が多かったのは「Yahoo!ブログ」の25.3%であることが明らかになった。「楽天ブログ」「ライブドアブログ」が続き、検査系大手ポータルサイト提供のブログサービスが三強を占めたことになる。

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これは20歳から60歳までの男女334人からのアンケート結果によるもので、「Yahoo!ブログ」の25.3%に続く「楽天ブログ」は17.2%、「ライブドアブログ」が14.9%と、「三強」だけで過半数を占めている。以下「アメーバブログ」「FC2ブログ」「gooブログ」と続き、「MovableTypeなどを自分で設置」する人や、SNSのmixiをブログと勘違いして答える人もいたという。プロバイダ提供ブログサービスとしては大手によるもので柔軟性も高い、Niftyの「ココログ」が少数派だったのはある意味驚き。ただ、今質問の回答対象が87人と少数だったので、データの確からしさについては多少真偽性が疑わしいところもあることをさしそえておく。

ともあれ、ポータルサイト提供ブログとしては後発組に位置する「Yahoo!ブログ」がトップに立ったのは、やはり日本国内におけるヤフーの絶対的な知名度によるものと思って間違いない。「色々な機能を追加してコンテンツボリュームを増やし、魅力を相乗的にアップしていく」というポータルサイトならではの躍進計画が、ヤフーのブログシステムという点では成功していることが分かる。

続いて「ブログサービスのトップページにアクセスしたことがあるか」という問いには「よくアクセスする」9.9%「たまにアクセスする」26.0%「ある程度」33.8%をあわせ、「トップページにアクセスをする」人が7割近くを占めた。さらにトップページの利用者に対して「トップページから新着情報をチェックしたことがあるか」と質問したところ「よくチェックする」8.2%「たまにチェックする」19.7%「ある程度」44.6%と、こちらも7割程度を占めている。少なからずの人が、ブログのトップページから新着情報をチェックする習慣がうかがえる。

元記事では「ブログサービスを利用して記事を執筆している人は、新規読者確保のためにも、新着情報を意識したブログ更新を心がけたい」としめている。それはそれで間違いはないのだが、逆に考えれば多くの人がトップページでの新着情報にはあまり気を留めない、あるいはそもそも気にしないことが分かる。

ブログは元々「Weblog」、つまり「インターネット上にログ(記事)を掲載するためのシステム」であり、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の一形態にすぎない。ブログだろうと一般のホームページだろうと、インターネット上のコンテンツには変わりが無く、そうである以上「表紙ページは大事だがそれと同じくらい中身のページも大切。検索結果などを元に来場するお客の大半は、サイト・ブログ内の内部ページを一番最初に目にする。すべてのページが新規読者にとっては表紙になりうる」ということを忘れずにブログをカスタマイズしたり記事を書く必要があるだろう。

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