ゲームソフトランキング更新、『みんなの』シリーズ最新作がトップに

2006年09月23日 12:30

メディアクリエイトが発表した2006年9月11日~9月17日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、計測週のトップの座には『みんゴル』こと『みんなの~』シリーズ最新作、プレイステーション2用テニスゲーム『みんなのテニス』がついた。ゴルフゲームのハードルを下げて多くのユーザーに「ゴルフゲームの楽しさ」を提供した『みんなのゴルフ』シリーズの最新作なだけに、通常プロ野球やゴルフと違ってあまりメジャーになることが無いテニスというスポーツを題材にしたゲームとしては、奇跡的なセールスを記録している。プレイヤーの多くに支持されれば口コミでその評判は広がるはずであり、その口コミ効果が現れるであろう次週以降の順位に注目したいところだ。

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第二位にはこちらも新作の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 炎上!京都輪廻』が。7年前に連載を終えた原作でここまで人気が続くものも珍しく、それだけ多くのファンが愛し続けていることがうかがえる。ゲームは3人の登場人物の視点それぞれからストーリーを楽しめるというもの。戦闘シーンでのアクションやプレイヤーの選択によってアドベンチャーパートやその後の展開・エンディングまでもが変わるあたりはファンをとりこにするような構成。惜しむらくは純粋な格闘ゲームとしてのシステムが用意されておらず、4人のキャラクタしか操作できないこと。今作を遊び倒しつつ次回作に期待というところか。

第三位には先週からの横すべりという形で『ファイナルファンタジーIII』が。経験値の上昇システムがよくできているゲームは、一度クリアした後でも何度と無く遊びたくなるもの。このタイトルもそのような「かっぱえびせん的面白さ」をうちに秘めているのだろう。

第四位はこちらもおなじみの『ニュー・スーパーマリオブラザーズ』が。今回計測週はさすがに新作の大攻勢で順位を落としてしまったが、特に新しい要素の発表や発売もないのにそれでもこれだけ売れ続けているのは、その実力によるところが大きい。

今週の集計データで新作のがんばりが目立つ内容となった。今回のような週が月に半分ぐらいあると、新作と定番のバランスが取れて美しいランキングになるのだが……どうだろう。新世代機の登場も近いし、ゲームソフト市場も「待ち」の状態になるのかもしれない。


(最終更新:2013/08/17)

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