【更新】中高年齢層向け、病気療養中でも入れる保険が続々登場

2006年09月16日 18:30

時節イメージ[YOMIURI ONLINE]によると、病気療養中の人でも条件を満たせば加入ができる、医療保障を重視した保険が次々に登場している。療養対象となっている病気が悪化して入院したとしても保障を得られるのがポイント。簡単な告知で加入できる点も人気の要因だという。

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保険に加入する場合は医師の診査や告知書などでそのときの健康状態を細かく確認するのが一般的。健康でないと、あるいは特定の病症については治ってからしばらく経たないと加入できないのが普通。手続きが簡単なのは郵政公社の「簡易保険」くらい。普段は「自分は健康だから保険など必要ない」と思っていて、いざ病気にかかり「やっぱり保険に入らないとだめだな」と気持ちを改めても、条件がみたせずに保険に入れないというパターンが多い(例:当方(不破))。

しかし最近テレビCMにも登場している、【アリコジャパン】【入院保険 まもりたい】は診査が不要で告知事項も3項目だけ。すなわち「3か月以内に医師から入院・手術を勧められていない」「2年以内に入院・手術していない」「5年以内にがんか肝硬変と診断されたり、がんで入院・手術したりしていない」の条件を満たせば、たとえ病気で通院中でも原則的に加入できる。

この保険の場合、契約後に病気やけがで入院・手術をすると給付金が出る。そのほかに、持病・通院中の病気が悪化しても保障される。加入対象は45歳から85歳で、保障は90歳まで。60歳代からの問い合わせが多いという。このような保険は「限定告知型」と呼ぶのだそうな。

「限定告知型」の保険をもっとも早く商品化したのは【住友生命保険】で、その商品は【千客万頼】。こちらは50歳から75歳が対象で告知事項は5つ。

「千客万頼」の例。住友生命では50歳未満対象のドクターOKという保険もある
「千客万頼」の例。住友生命では50歳未満対象のドクターOKという保険もある

もちろん保険会社からしてみればこのような「限定告知型」の保険は保険金支払いの可能性が高くなるため、その分保険料も高めに設定せざるを得ない。同じ保障を受けられる保険でも、限定告知型とそうでない場合の保険を比較した場合、3倍もの差がつく場合もあるという。他にもやはり条件が厳しい場合も多い。

通院や療養中で「限定告知型」の保険に入るしかないのかとなげく前に、まずは通常の保険に入れるかどうかを確認し、ファイナンシャルプランナーなどお金・保険の専門家に相談してみるのが良いだろう。

ちなみに。本来なら「限定告知型」云々を気にすることなく、健康なうちに安い保険料で十分な保障をしてくれる保険に入るのが一番であるのはいうまでもない。

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