何でもありなメイドサービス、今度は「メイドがシュークリームにクリームを注入する」お菓子店「ファーナムハウス」が秋葉原にオープン

2006年09月12日 07:00

ファーナムハウスイメージ【アキバ経済新聞】によると9月2日、東京秋葉原の末広町交差点近くにメイドによるシュークリームと焼き菓子店【Farnham House(ファーナムハウス)】がオープンした。テイクアウトのみの店だが、お客が購入するごとにその場でメイド姿のスタッフがクリームを注入するのが特徴だという。

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ファーナムハウス

公式サイトによるとファーナムハウスのコンセプトは「秋葉原のプチテーマパーク」。店名の「ファーナムハウス」はイギリスに実在する地名だが、店舗内で働くメイドたちはパラレルワールド(!)のイギリスにあるファーナムハウスからやってきたメイドたち、という設定になっている。

そのファーナムハウスには72人の使用人が働いているがその中から選ばれたメイドさんが秋葉原に来てシュークリームや焼き菓子を、「秋葉のご主人様、お嬢様に提供する」のだという(以下詳しいストーリー設定は【ファーナムハウスのお話】を参照のこと)。要は秋葉原の店舗でシュークリームなどを売れば売るほど、彼女らの世界での危機が救われるということらしい。

販売されているアイテムはクッキー生地の中にカスタードクリームが入った「クッキーシュー」(150円)やオレンジクリームなどが入った「週替わりシュー」(150~200円)、生地にバナナを混ぜ込んだ「バナナがごろっと入ったカップケーキ」(200円)など。店舗内でシュー生地が作られ、オーダーごとにメイドさんがその場でクリームを入れて完成させる。

店舗で働くメイドさんのプロフィールを見てみると、紹介項目の中に「シュータイプ」(オレンジとかバニラとあるので注入するクリームの種類ごとに担当が違うのだろうか)、さらには「使い魔」「決め技」「回復技」など「?」マーク的なスペックが書かれている。決め技の名前が「バニラパワー・フラッシュ」「ナッツパワー・クラッシュ」とあるので、「もしかしたら目の前でクリームを入れるとき、この必殺技を叫びながら注入するのだろうか」という一抹の不安が頭をよぎる。

喫茶店にマッサージにクリーニング店に、今度はクリーム注入のシュークリーム店と、まさにメイド文化の総本山、魔窟と化した秋葉原。今度はどのようなメイドサービスが提供されるのだろうか。色々な意味で興味深い。

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