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スダチのしぼりかすに血糖値を抑制する効果あり

2006年09月03日

スダチのしぼりかすに血糖値を抑制する効果あり

2006年09月03日 10:00

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スダチイメージ徳島県の特産として知られている果物のスダチの皮のしぼりかすに、血糖値の上昇を抑える効果があることが、徳島大薬学部の高石喜久教授や土屋浩一郎助教授の研究で明らかになった。糖尿病の症状改善に役立つかもしれないと、期待が寄せられている(【参照:YOMIURI ONLINE】)。

記事によるとスダチは徳島県内ではポン酢などに加工されているがしぼりかすは産業廃棄物として処分され、その量は年間2000トンにものぼるという。高石教授らは有効活用を模索して農協などと研究を進めていくうちに、ラットの実験により今回糖尿病に効果がある可能性が分かったとのこと。

これはしぼりかすを粉末にしたものに含まれるスダチ特有の「スダチチン」など19種類の有機化合物の中に、血糖値を下げるインシュリンの働きを助けるものがあり、それが作用したためと思われる。すでにその効能について徳島大学は農協などと共に特許を出願、さらに研究を進め人間にも効果があることが確認できれば、サプリメントなどの原料として使うことが期待できるとしている。

廃物利用という意味ではまさに「たなからぼた餅」的なお話ではあるが、卵の殻や豆腐のオカラなど、似たように「商品を作る時にどうしても出てしまうゴミを有効活用できないかと模索した結果、意外な効能を確認できた」ものは色々と世の中に存在する。普段何気なくうち捨てているものも、見方を変えれば役立つものとして変身しうる、ということなのだろう。


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