2006年09月11日
NTT東日本・西日本とエフエム東京など、テレビ電話「フレッツフォン」を活用してファン向け動画番組配信
【ティーエフエム・インタラクティブ(TFMi)】は9月8日、テレビ電話「フレッツフォン」を活用した新規事業の開始と、発行する第三者割当増資を【エフエム東京(TOKYO FM)】【NTT東日本(9432)】が引き受けることを発表した(【発表リリース】)。
新規事情ではタッチパネル機能も持ち相互情報交換が出来るテレビ電話「フレッツフォン」対応機器向けに、フレッツフォン専用のコンテンツを提供する。受信機器とコンテンツをパッケージ化してまとめて提供することで、これまでさまざまな手続きをしなければならなかった面倒くささをなくし、定額料金で提供することにより導入ハードルを低くし、ユーザー層の拡充を狙う。
サービスの提供開始は11月からの予定。個人向けコンテンツとして、特定のタレントやアーティストのファン向け限定コンテンツなどを用意。一方法人向けには店舗来店者向けの商品情報や広告映像、各法人の会員向けコンテンツを予定している。なお法人向けコンテンツは個別に制作・提供の予定。
利用料金は機器利用サービス料とコンテンツ利用料の合計を月額定額料金とし、機器利用サービス料が、フレッツフォン対応機器の機種により2000円から4000円程度。一方、コンテンツ利用料は個人向けが各2000円程度となっている。法人向けコンテンツ利用料は、個別の見積もり。
今事業ではチャンネルごとに購入が出来るケーブルテレビなどとコンセプトは似ているが、よりきめ細かい、それこそラジオ放送の深夜番組のようなマニア向けのコンテンツを配信する模様。「オタク」と呼ばれる階層向けのコンテンツを山盛り用意すればファンも集まるだろうし、そのような階層を顧客に多数持つことになれば配信側にもコンテンツ作成・配信依頼が多くなる可能性がある。
「フレッツフォンが不調なので何かテコ入れするようなものはないか」「マニア向けなコンテンツの配信はどうだろう」という意図が見えなくもないが、やり方次第では面白いものが出来上がるかもしれない。個人向けは「狭くたくさん」(それこそ「ロングテール」的なもの)、企業向けは双方向情報の送受信が可能というフレッツフォンの利点を活かせるようなコンテンツを制作できれば、案外「化ける」可能性はあるといえよう。
……あるいは今事業は、将来FOMAやパソコン向け動画配信のための下準備的な意味合いもあるのかもしれない。
これらの書籍が参考になります
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