自宅で気軽に陶芸家!? タカラトミー(7867)、陶芸体験入門セット「ろくろ倶楽部」を9月28日に発売

2006年09月10日 06:00

「ろくろ倶楽部」イメージ【タカラトミー(7867)】は陶芸を気軽に体験できる入門セット『ろくろ倶楽部』を9月28日から発売すると発表した(公式ページ)。一通りの道具と材料がそろっていて、オーブンレンジで焼き仕上げるので、自宅で陶芸家を目指して鍛錬することが可能。

スポンサードリンク

「ろくろ倶楽部」イメージセットには単一電池で動くミニサイズの「ろくろ」(230×150×230ミリ)、材料となる専用の土(1キロ)、うわぐすり、陶器を形作るのに必要となる「へら」「弓」「しっぴき」「削り出し棒」などが用意されている。

作り方もよくテレビなどで見ているものと変わらない。専用の土を練ってろくろでベースとなる形を作り、へらなどで細かい部分を整える。デザインがうまくできたらしっぴきでろくろの回転部分から切り離し、乾燥させる(あらかじめ台を用意しておくとよい)。数日かけて自然乾燥させたらオーブンレンジを用いて130度・30分から40分ほど焼成し、2時間ほどかけて冷やせば完成。釜も必要なければ足でろくろをまわす苦労も要らない。

セットには専用の土が1キロ入っているが、この量で湯飲み茶碗が3つほど作成できるという。もちろん湯飲み茶碗だけでなくお皿だろうが花びんだろうがはにわだろうが、センスがあれば何でも作れる。また、乾燥時に置いておくための台やオーブンレンジで焼く際のクッキングペーパーなどもあると良いようだ。

専用の土は天然色以外に黒色・赤色も別売りで用意されている。また、作品に絵を描くための専用の絵付けセット、うわぐすりも別売りで用意されている。

陶芸は自分の好きな形を実用の食器などとして作れることや、作る工程の楽しさから、趣味のひとつとして人気があり、興味を持たれることが多い。が、粘土はどこででもこねられるものの、焼くための釜は専用の場にしかなく、日常生活では周囲に見かけることはめったに無い。また、陶芸教室が開かれていたとしても、時間が取れないなど定期的に通うのも難しい場合が多い。

「りびんぐゲーム」イメージ今回発売される「ろくろ倶楽部」は、自宅で作業が完結するので時間を自由に調整できるし、材料や道具もすべてそろっている。ちょっと陶芸を試してみたいな、と思う人にはうってつけのアイテムかもしれない。

また、蛇足的な話になるが、当方(不破)の名前である「不破雷蔵」のネタ元、『りびんぐゲーム』の主人公不破雷蔵も、実は陶芸を趣味とし、それで飯を食おうとしていた時期もあったという設定になっている。陶芸に関するエピソードは(相方のいずみちゃんこと氷山一角のも合わせて)何度か出てくるので、それとなく憧れの趣向のひとつではあった。

陶芸においてろくろで思い通りの姿かたちをなすものを作るのには、テクニックはもちろんのことセンス、そして何よりも穏やかな精神状態が必要とされる。陶芸は精神修練のためにも役立つ、のかもしれない。まずはオーブンレンジをどう手に入れるのかが問題だが(笑)、将来チャレンジしてみようかとも思う今日この頃だ。


(最終更新:2013/09/16)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ