現在同サイトではWiiに購入時から搭載されている「Wiiチャンネル」の機能を紹介するため、その機能の各メニューに関する実際の使用工程の動画が掲載されている。具体的には「Wiiメニュー」「似顔絵チャンネル」「ニュースチャンネル」「お天気チャンネル」の4つ。二つほど「カミングスーン」(しばらく待ってね)の項目があるので、今後これ以外にコンテンツが追加される可能性はきわめて高い。

「Wii.com JP」まるでインターネットテレビの機能説明のよう

またページ下部にはWiiやDSの最新情報がメールで取得できる「告知メルマガ」の登録画面へのリンクも設定されている。先にWiiの発売日と価格が発表された際には当日の15時前にお知らせメールが届くなど、そのスピードは(公式なだけに)天下一品。

インターネットへの接続が前提とされているWiiなだけに、一時期流行りそうな雰囲気のあったインターネットテレビ端末や、家庭用ゲーム機でのインターネット端末としての利用法をほうふつとさせる内容が掲載されている。操作系など一般のユーザーの使用に対するハードル設定(俗に言う「ユーザビリティ」)にはこなれている任天堂が提供するものだけに、単なるゲーム機としてはもちろん、総合エンターテイメントネット端末としての位置づけにも成功するのではないか、そんな雰囲気を感じさせるサイトではある。

ちなみに最後のディレクトリィを削り【Wii.com JP】でアクセスすると、言語選択画面になる。つまり日本語以外にも複数の言語向けに展開するページとしてあらかじめ設定されているわけだ。「動画はどうするの?」という疑問がわきあがったが、実際に見てみるとそれぞれの対応言語毎にその言語での字幕スーパーが流れるので問題は無い。そつない、といえよう。