世界最大のジミーちゃんら作の4000平方メートル絵画付「ドリームタンカー」、大阪湾に入港

2006年09月03日 10:00

ドリームタンカーイメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]などの報によると「やってるやってる?」などで一世を風靡した元タレントで現画家のジミー大西氏と小学生40人が共同で描いた絵を丸いタンクに貼り付けた、世界最大級のLNG(液化天然ガス)タンカー「ドリームタンカー」が9月2日、大阪湾に入港して話題を呼んでいる。絵の大きさはバスの車体に換算すると100台分ほどの大きさもあるという。

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このガスタンカーは【大阪ガス(9532)】の関連会社が所有する12万トン級のもので全長289.5メートル、全幅49メートル。直径43メートルの独立球形のタンクを4基搭載し、LNGなら6万7000トンほどを運ぶ事ができる。今回大阪ガスの創業100周年を記念してタンクの表面に大きな絵が描かれることになり、関西各地の小学生らが絵を作成。その絵をジミー大西氏が魚・カニ・エビ・カメの絵柄に取り込み、住友スリーエムがコンピュータ処理の上特殊フィルムに印刷してタンクに貼り付けた。貼りつけ面積は約4000平方メートルほどにもなり、住友スリーエム側では「輸送手段に貼られた世界最大のグラフィックス」としてギネスブックに申請中とのこと。

ドリームタンカー
ドリームタンカー

【リリース(PDF)】にもあるようにこのドリームタンカーの就航を記念し、9月2日からさまざまなイベントが開催されている。本日9月3日の午後には天然ガスの産地であるオーストラリアに向かって、大阪港を出港するという。【ドリームタンカープロジェクトの公式サイト】では、ドリームタンカーのさまざまな情報を確認できるので、興味のある人は見てみよう。

絵画を大型の輸送手段に貼り付けるという話では、これまで旅客用ジャンボジェット機に行う話が何度か報じられている。しかしタンカーでここまでの規模のものとなると、規模が段違いだろう。ギネスブックに申請中というのも納得がいく。当方(不破)は関東在住なので残念ながら実物を直接見ることはかなわないが、この大きさには多くの人が圧倒されるに違いない。

はるか遠くからも一目で分かるこの絵たちが、日本とオーストラリアの架け橋となって太平洋を縦断するのももう間もなくだ。

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