キユーピー(2809)、ホットケーキを焼く際にマヨネーズが有効との研究発表

2006年09月07日 06:30

ホットケーキイメージ【キユーピー(2809)】は9月8日の日本調理科学会において、同社の主力商品の一つであるマヨネーズをホットケーキ生地に混ぜて焼くと「ふんわり」「サクっと」「おいしく」仕上がるという「マヨネーズの裏技」を発表する(発表リリース)。マヨネーズの新しい「効用」として、また新たな1ページが加わりそう。

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キユーピーでは今回マヨネーズをホットケーキ生地に加えることによる変化や、もっとも「おいしく」仕上げるためのマヨネーズの量を、体積や堅さ、官能評価など数字的結果が出る形で指標化した。その結果、マヨネーズの添加量が増すにつれ「ふんわりしている」「サクッとしている」の評価が高くなり、添加量7.5%のときに「おいしい」は最も評価が高くなった。こうした効果は、植物油の影響が最も大きく、食酢やマヨネーズの乳化状態も影響を与えていることが示唆されたという。

マヨネーズ添加量とホットケーキの物性
マヨネーズ添加量とホットケーキの物性

グラフから見れば分かるように、植物油を使ったマヨネーズの量が増えれば増えるほど、体積は増えふんわりとし、やわらかくなり、サクサク感は増す。ただし美味しさについてはマヨネーズを7.5%加えた時のものが一番評価が高かったとのこと。

キユーピーでは日本調理科学会で一昨年に「マヨネーズを卵焼きやハンバーグに加えると、食感を良くし、おいしくなる」、去年は「卵の代わりにマヨネーズを使って衣をつくり、オーブンで焼くだけで揚げ油を使わず簡単にエビフライができる」ことを報告・提案し、自社の主力商品マヨネーズの新しい使い方を世の中に知らしめしている。

他にもマヨネーズをチャーハンに使うことで、マヨネーズの油分などがご飯のくっつき具合の調整をすると共に味わいを良くし、きれいに美味しく出来上がることなどが有名。今後もマヨネーズ大好き人間こと「マヨラー」たちの心の支えとなる新しい発見を、キユーピーはしてくれそうである。

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