ローソン(2651)とモス(8153)、環境省との間で地球に優しい会社として「環境保全に向けた自主協定」を締結

2006年09月14日 06:30

「環境保全に向けた自主協定」ステッカーイメージ【環境省】は9月12日、コンビニ大手の[ローソン(2651)]及びハンバーガーショップの【モスフードサービス(8153)】の2社の間で、「環境保全に向けた自主協定」を締結したと発表した(【発表リリース】)。協定は自主取り組みのようなもので法的強制力はないが、両社ではそれぞれレジ袋の削減や容器の非石油製品への転換など、業界トップレベルの数字目標を設定して実行に努力し、環境省はそれらの行動を広報宣伝することでバックアップする。いわば「官民あげての地球に優しい活動」であり、リリースでは「もったいない精神にのっとった行動」と表現している。

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「環境保全に向けた自主協定」協定書イメージ自主協定の中でローソンではレジ袋の使用量をさらに2割削減する目標を掲げている。これは業界団体の目標を2年前倒しする形。レジ袋を使わないお客に割引の特典を与えるなどして促進をはかる。モスフードではプラ製容器包装などについて今後半分を非石油系製品に転換し、食品廃棄物の2割をリサイクルにまわすことを目標にしている。

今回の協定締結に際し、自主協定に関するステッカーが環境省から両社に手渡されている。これはISOシリーズ取得のマークと同じようなシンボル的なものとして扱われるようで、今後ローソンやモスフードにはこのマークがあちこちで見受けられるようになるだろう。

元々両社はそれぞれの業界内ではリサイクルや環境保全には積極的な企業として知られている。地球に優しい、もったいない精神にのっとった行動をさらに推し進めるよう喧伝され環境省からの後押しを受けることで、業界内のトップランナー的立場から同業他社を引っ張っていく責務を負うことになるだろう。

今後の両社の取り組みに期待したいところだ。

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