ビービーネット(2318)、ネット上の書き込みにつき見解を発表

2006年09月15日 08:00

製菓・製パンの中小専門店にシステム、原材料を販売、買収で青果卸売り、経営情報提供も行っている【ビービーネット(2318)】は9月14日、同社の子会社である【熊青西九州青果株式会社】の元代表取締役との間の係争についてインターネット上の掲示板で書かれている内容に関する見解を発表した([このリンク先のページ(c-direct.ne.jpなど)は掲載が終了しています])。

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それによると現在ビービーネットと熊青西九州青果の元代表取締役との間には係争事件が係属(法律用語で、「実際に今訴訟が行われ裁判所で論議がなされていて結論がでていないということ。「継続」とほぼ等しい)していることは事実であるとした上で、ビービーネット側が受けている請求自体に法的根拠はなく、経営上重要性のある問題とは考えていないため、情報の開示は行っていないという。

また、書き込みの中には一部事実に反するものもあるとた上で「既にいわゆるプロバイダ責任制限法に基づき、掲示板の運営者に対して削除を依頼する等、法的に適切な対応をとっております」としている。

熊青西九州青果は2005年3月にビービーネットが子会社化し、その際にビービーネットグループから会長田中英司氏・副社長中山益文氏・取締役後藤直樹氏と末長一樹氏が送り込まれている(役職は当時)。その後2005年7月に前社長の西村純一郎氏が退任し現在の中山益文氏が社長に就任している。

ビービーネットいわくの「熊青西九州青果株式会社の元代表取締役」とはこの西村氏のことであり、提訴の相手はビービーネットであると思われる。しかしリリースやその他開示情報には「開示を行っておりません」とのコメントにあるように、訴訟内容は一切不明。

「ある会社の子会社化」「その会社に大量の役員の送り込み」「その会社の代表取締役退任」「退任した代表取締役の提起」となると、何となく状況がつかめそうでもあるが、憶測の域を出ず、現在のところは「不明」としておかざるを得ない。

またビービーネット側が指摘する「掲示板」とはヤフー掲示板のようであり、該当する書き込みもいくつか見受けられるが、その信ぴょう性を確定する裏づけとなるものもないので、ここでは取り上げない。

今後状況そのものが事実であり、かつ進展があれば、当事者らの間であらためて発表などが行われることだろう。

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