芸能人の評価を株価に見立てて取引を行うオンラインゲーム・コミュニティ「芸★TRADE SNS」のβ版がスタート

2006年08月20日 07:00

芸★TRADE SNSイメージ【カリン・パートナーズ】は8月18日、芸能人を株式の銘柄に見立ててて仮想マネーを使って売買をしながら、参加者同士がコミュニティ上で交流もできるオンラインゲーム・コミュニティ【芸★TRADE SNS】のβ版運用を開始したと発表した(【発表リリース】)。

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芸★TRADE SNSイメージこのサービスは、インターネット上における口コミの流行などを数字化し株式市場サービスのように提供している【芸能証券】の、リアルタイムに変動する株価(?)を用いて仮想マネーの運用を行うというもの。

保有資産は時価評価でランキングされ、今後はこの仮想マネーに対する特典や優遇、ポイント振替を検討しているという。

また、特定の芸能人の「株式」を購入することで、その銘柄=芸能人のコミュニティに参加することになる(全株式を売却するとそのコミュニティから脱退することになる)。株価の動向でユーザーの入れ替わりが発生するので、コミュニティの動向そのものが注目を集めることになる(売り手一色になっても株主がひとりもいなくなることは「上場廃止」以外はありえないので、コミュニティ参加者がゼロになることはない)。

また、例えば「発行済み株式数の1/3を超えた株を取得するとそのコミュニティの管理者にもなれる」など、持株シェアによってコミュニティ上でもさまざまな権利が発生する。

元々「芸能証券」の特長の一つであるチャートコンテンツでは、大手ブログ検索サイト【Technorati JAPAN】のブログ検索ヒット件数から、芸能証券独自の計算式により株価を算出している。世論の縮図であるブログの検索ヒット件数の推移を見ることで、世の中のトレンドがはっきりと見えてくるため、「株価」が客観的に価値のある新たなトレンド指標となると、カリン・パートナーズ側では見ている。

いわば、ブログが世論形成の一端を担うとし、その動向を見ることで世論の動きを先読みしてみようという考えのもとに始まったサービス「芸能証券」であり、それをさらに活用したのが今回の「芸★TRADE SNS」であるといえる。本格的な株式情報サービスに匹敵するボリュームの「芸能証券」なだけに、今後さまざまなアクロバット的活用による「新たなサービス」の提供が期待できよう。

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