出生数増加などで期待が持てる育児関連銘柄をチェック

2006年08月22日 19:00

株式イメージ先日報じた【このニュース】に加え、8月21日には【厚生労働省】が今年上半期の出生数が半期ベースで6年ぶりの増加に転じたことを発表(【発表リリース】)するなど、にわかに育児関係銘柄に注目が集まる環境が整った。そこで、簡単ではあるし、あるいはすでに遅いのかもしれないが、俗に言う「育児関連銘柄」を簡単にリストアップしてみた。名前の後の数字は本日終値における、株価前日比。

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【スタジオアリス(2305)】(+4,+0.26%)
 子供写真館最大手。七五三中心で上期は赤字体質。ペット写真館なども展開。
【JPホールディングス(2749)】(-1000,-0.38%)
 純粋持ち株会社。遊技場向けワゴンサービス最大手。保育事業の展開急。一時預かり等で区別化徹底。
【西松屋チェーン(7545)】(+75,+3.56%)
 ベビー・子供衣料と生活雑貨のロードサイド大型店を全国展開。 プライベートブランド商品中心の低価格戦略。
【日本トイザらス(7645)】(+-0,+-0%)
 米国トイザラスの日本法人。店舗効率運営で国内最大の玩具小売チェーンに急成長。直営店主義。
【ピープル(7865)】(+3,0.36%)
 乳幼児向け知育玩具の企画開発。100%ファブレス(自社で生産設備を持たず、外部の協力企業に生産委託すること)の委託生産。バンダイと資本業務提携。
【コンビ(7935)】(+6,+0.73%)
 ベビーカー、チャイルドシート、ラックが柱。ベビーカーに特色あり。知育玩具やアパレルも展開。海外製販体制拡充中。
【ピジョン(7956)】(+27,+1.37%)
育児用品のトップ。マタニティ・介護用品に展開、託児所運営でも実績。シルバー関連を強化中。
【ユニチャーム(8113)】(+110,+1.72%)
 生理用品・ベビー用・大人用紙おむつで首位。アジア中心に展開、高機能商品の開発力強い。


元々中長期的に見ると少子化の進行が避けられない状況において、これらの銘柄はどちらかというと敬遠される側にあったことは否定できない。各企業でも概要をみれば分かるように他社と提携したり区別化を図ったりシルバー部門に進出するなど、少子化後を見据えた展開を模索しているようだ。

今後の状況や財務状態をも見極めた上で、「これはいいゾ」という銘柄を見つけ出すことが出来れば幸いである。

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