疲れが原因か、「夏休みのバカンスは自宅でごろごろが一番」との回答

2006年08月15日 07:30

自宅でごろごろイメージ【明治安田生命保険】は8月9日、夏休みの過ごし方についてインターネット上でアンケートを取った結果を発表。理想・現実共にトップは「自宅でゆっくりとすごしたい」と答えた人であることが明らかになった(発表リリース)。

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今調査は20歳から59歳の男女を対象に7月21日から7月25日の間、インターネットを用いて調査したもので、1217人の有効回答を得る事ができた。それによると、連続して取得できる夏休みの平均日数は土日を含めて6.3日、会社員や公務員では5.4日となっている。学生の38.2日が突き抜けて長い一方で、自由業・自営業の人は夏休みが無い人が38.6%もいるという。リリースでは「別の時期に取るのでは」と分析している。

次に夏休みをどのように過ごすかという問いには、理想も現実もトップが「自宅でゆっくり」という回答がもっとも多かった。理想の夏休みの過ごし方ではトップ以外にも国内温泉旅行でのんびり過ごす、海外旅行でリゾート気分を満喫するするなど、「のんびり、ゆっくり過ごす」ものが上位に来ていることから、現代人は疲れているのではないかと推論している。

「夏休みの過ごし方」の理想と現実
「夏休みの過ごし方」の理想と現実

他にも今調査では

・帰省の楽しみは「両親兄弟の笑顔」が一番
・帰省では「費用負担が大きい」「渋滞・混雑」が気になる
・帰省の経済的負担は平均で4万4000円
・帰省はお盆とお正月がもっとも多く、男性より女性の方がよく帰省する
・「ふるさと」から連想するのは「自然」「方言」「母親の手料理」
・夏の風物詩といえば「花火」「風鈴」「すいか」


など、一般社会における夏、特に帰省に関する文化的データが発表されており興味深い。ちなみに夏をイメージする有名人としてはやはり「サザンオールスターズ」「TUBE」が圧倒的な得票で上位を占めていた。

「自宅でごろごろしたあとサザンを聴きながら渋滞に巻き込まれつつ帰省し、両親の笑顔と手料理を楽しみつつ方言で言葉を交わし、風鈴の音を愛で、花火大会の花火を見ながらすいかにしたつづみを打つ」というのが一般的な夏のすごし方ということになるのだろう。あまりにも抽象的だが、「ありがち」な感じがしてなるほどな、と思わせる調査結果ではある。

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