経済産業省、家電商品の省エネ性能を星マークで統合評価

2006年08月12日 19:00

時節イメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、【経済産業省】では家電商品の省エネ性能を示す統合基準を制度として設け、これを10月からスタートすることが明らかになった。省エネ達成率は5つ星で評価されることになる。

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現在エアコンや冷蔵庫などの家電商品の省エネ性能表示は、経済産業省の指示のもとに6年前から開始されたが、これまでは国の省エネ基準をどの程度満たしているか%が示されているだけで分かりにくかった。

そこで経済産業省では表示方法を統一し、省エネの達成率を5段階評価、星マークの数で明確に表すこととした。さらに1年間にかかる電気料金も合わせて表示することにした。今年10月からはエアコンと冷蔵庫、テレビに導入し、今後他の商品にも広げていくことにしている。

今回省エネ率を分かりやすく表示するよう仕組みを変えたことで、経済産業省側では「消費者が省エネ商品を選びやすくなり、消費の拡大にもつながる。もちろん省エネそのものの効果も高まる」という一挙両得に期待している。来年4月からは改正省エネ法(エネルギー使用の合理化に関する法律)が本格施行されるため、同側としても、出来る限りの手はうち、省エネ・二酸化炭素排出削減のサポートを図りたい考えだ。

省エネ化は電力消費量が少なくなることから、お財布の中身にも優しいアクションになる。今後は初期投資が多少大きくとも、省エネ効率の高い電化商品を選ぶ傾向がますます高まるだろう。願わくば先の耐震強度偽装事件ではないが、星マークの改ざんなどのトラブルがありませんように。

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