飲んだ後の「〆(締め)カレー」を特集した記念祭、カレーミュージアムで開催中

2006年08月05日 06:30

「〆カレー」イメージ神奈川県にあるカレーの殿堂・一大テーマパークの【横濱カレーミュージアム】で、8月31日までの期間限定で「〆(締め)カレー・ブーム記念祭」が開催されている。飲み会の後の小腹がすいた時の「調整」にカレーを食べるという習慣を提案したイベント(【発表ページ】)。

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「〆カレー」イメージ発表ページによると「お酒を飲んだ後はカレーで〆(しめ)るというのがグルメの間で大人気。そこでカレーミュージアムでしか味わえない『〆カレー』をそろえ大紹介」といったコンセプトなのだそうな。今回用意された商品をはじめとするカレーには、肝臓に良いとされる「うこん(ターメリック)」や、消化促進に優れたスパイスが多く入っており、飲んだ後の胃腸の働きを助けるのにもカレーが一役買うのだという。

元々「〆め食」としては屋台のラーメンがよく知られており、あるいは飲み会の中で〆の食事としてオニギリやお茶漬けなどがオーソドックス。「カレーがブームである」と言われても少なくとも当方(不破)は耳にしたことがないのだがどうだろうか。

第一「カレーなどという脂っこいものを〆に持ってくるなんて」という疑問も沸くものだ。が、説明提案されている通り、確かに肝臓の働きを助ける食材は山ほどカレーに入っているので「飲酒の後の調整食」としては適切なようにも見受けられる。

問題なのはカレーが「〆の食事として食べやすい軽さかどうか」ということなのだが、「〆(締め)カレー・ブーム記念祭」ではその点を考慮し、雑炊やおかゆ、お茶漬け、そして「〆食」の元祖ラーメンにアレンジ。胃腸への負担を軽くして食べやすい創作カレーとして提案している。

具体的にはお酒の友として今や欠かせない存在になった「うこん」が入った「うこんがゆ」をはじめ、洋風黒カレー雑炊、鶏飯スープカレー、お茶漬け風スープカレー、黒カレーラーメン、赤カレーラーメンの6種が今イベント用メニューとして用意された。たとえば「パク森特製のうこんがゆ」の場合、

うこんを入れた肝臓に良いおかゆ。パク森特製のドライカレーを合わせながら食べる。カシューナッツの歯ごたえと、ラー油の風味がアクセントに。うこんの優しい味の中にもピリッとした辛さがあり、〆にふさわしいおかゆ。


というつくりになっている。何も飲食後のカレーということに限ったわけではなく、暑くて食欲が沸かない時に「カレーは食べたいけどこってりしたものはなぁ……」と感じたり、「少々胃腸が疲れてるので負担が軽いものがいいな」と考えてる時にもこれらの「〆(締め)カレー」はマッチするかもしれない。

果たして「〆(締め)カレー」は屋台のラーメンのライバルたる存在になりえるのだろうか。今回のイベントでの評判次第というところだろう。

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