食べ物・調味料でもっとも好きなニオイは「コーヒー」

2006年08月01日 06:00

コーヒーイメージ芳香消臭剤を数多く販売している【小林製薬(4967)】は7月31日までに、「ニオイ」全般についての意識調査を行い、結果を発表した。その結果、もっとも好きなニオイは「コーヒー」という回答が得られた。また地域差を確認するため、東京と大阪の両地域でそれぞれ別途にリサーチをしたところ、興味深い結果が出ている。

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コーヒーイメージ今回の調査は東京と大阪の10代から50代の男女、計1000人に対して行われた。まず、「普段からどの程度においを意識しているか」という問いに対しては、「かなり」「どちらかといえば」をあわせ、84%の人が「意識している」と回答。また、食べ物のニオイでもっとも好きなものは性別年令地域の違いなく「コーヒー」がトップに躍り出た。続いてみかんなどのかんきつ類が第二位についているが、50代に限るとこれに代えて「しょうゆ」が第二位についているのが興味深い。

「東京はしょうゆ味、大阪はソース味」「関西では納豆が苦手な人が多い」という話は良く聞くが、今回の「ニオイ」調査にもその傾向が良く出ている。「嫌いなにおい」のベスト3では、全体として「納豆」「漬物類」「にんにく」という順になっているが、地域を限定してデータ化すると、東京では漬物がトップに、次いで納豆、にんにくという順。逆に大阪では、4割近い人が「納豆のにおいは嫌い」と回答している。

小林製薬側ではさらに「生活臭」についての調査も行い、日本人のにおいに関する感度はきわめて高いこと、におい、特に「生活臭」に関する関心が高まりつつあることを分析結果として報告している。

コーヒーは眠気覚ましややる気向上をうながす香りを持つ、素敵な飲み物として愛飲されているが、その香りは複雑で、数十種類もの単独の香りの融合したものとして分析されているという話を聞いたことがある。コーヒーはこれからもその魅力的なにおい(香り)と共に、我々の生活に欠かせないものとして位置づけられることだろう。

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