ヘッジファンドの創業者がポーカー世界大会でも上位入賞、7600万円ゲット

2006年08月10日 19:30

株式イメージ【ブルームバーグ】が報じたところによると、アメリカ・ニューヨークのヘッジファンド、【グリーンライトキャピタル(Greenlight Capital)】(資産運用額30億ドル)の創業者であるDavid Einhorn(デービットアイホーン、37歳)氏は、ポーカーのワールドシリーズで18位となり、65万9730ドル(約7600万円)を獲得したという。

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この大会は先週ラスベガスで始まったもので8773人が出場。アイホーン氏は先週700万ドルの賭けに勝ち、一時期は2位にまで順位を上げていた。氏はこの大会には初参戦しており、「最後の27人の中に勝ち残れるとは思わなかった」「強運を得て楽しみたかった」とコメントしている。なお獲得賞金はパーキンソン病の研究施設に寄付するとのこと。

今回アイホーン氏が勝ち得た成績についてポーカーの専門家は「プロでない参加者の成績としては素晴らしい」「テレビに登場するプロよりも腕は上だ」などと高く評価。さらに今大会のルールである「ノー・リミット・テキサス・ホール・デム」(各勝負での掛け金は自分の手持ち資金までいくらでも高めてOKというルール)では「積極的にリスクをとる必要があり、いつもハイリスクの活動をしているウォール街のプレーヤーはこのゲームに最適だ」と話した。

なお同氏のファンドは1996年5月に設立。平均で年29%の収益をあげている、優秀な部類に入る。また、デービットアイホーン氏は過去(2003年)にかの有名な世界的投資家ウォーレン・バフェット氏との昼食会の権利を5万100ドルで獲得している。アイホーン氏がポーカーをはじめたのも数年前。偶然にしては話が出来すぎており、あるいはバフェット氏から昼食で「幸運のおすそ分け」を受けたのかもしれない。

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