大証、アビリット(6423)の信用取引における担保比率を50%(現金20%以上)に変更

2006年08月03日 06:30

株式イメージ【大阪証券取引所】は8月1日から、パチンコ機メーカーの【アビリット(6423)】における信用取引で臨時措置を行っている(発表リリース)。これまで信用取引における委託保証金率は30%だったのを50%とし、かつ現金による比率を20%とするもの。

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アビリットはパチンコ機やプリペイドカードシステムなどの開発販売を行う会社。最近はヒット作品を輩出できず業績不振にあえいでおり、先日も業績の大幅下方修正を発表(【リリース、PDF】)。5月から低迷している株価は下げ止まるところを知らない状態が続いている。ヤフーファイナンスなどでは前年度の業績のデータがそのまま残っているので配当利回りが11%超というとんでもない数字になってしまっているほど。

今回大証が採った措置も、さらなる株価の下落「など」に備え、担保価値の評価を下げた結果と思われる。また大証金でも同様に、貸借取引自己取引分などにおける貸借担保金率を現行の30%から50%(うち現金20%)に引き上げる措置を同日8月1日に発表している(【リリース、PDF】)。

今後さらに株価がどのように「ぶれる」か、注意深く見守りたいところだ。

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