セカンドライフ充実ツールとしてブログが注目を集める、50代よりも60代の方が開設意欲高い

2006年08月06日 12:30

インターネットイメージ【凸版印刷(7911)】が8月1日に発表したリリースによると、50才以上の男性におけるブログ開設意欲は高く、特に時間に余裕が持てるようになった60代の方が50代よりもより意欲的であることが明らかになった(【発表リリース】)。

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今回の調査は凸版印刷が昨年11月に開設した、団塊・シニア世代向けブログコミュニティサイト【Re:log(リログ)】におけるサービス向上を目的に行ったもの。このサイトは団塊・シニア世代の趣味、たとえば写真や料理、音楽、旅行などの情報発信に特化し、気軽に情報発信やコミュニケーションが行えるサービス。キャッチコピーの「オヤジの、オヤジによる、オヤジのための、趣味系ブログコミュニティー」という言い回しがすべてを的確に表現している。

調査対象は1万人・50才以上の男性(自分のブログはまだ開いていないが他人のを見たり、開設に興味がある人への追調査は234人)。その結果、

・ブログを知っているが興味はない
 ……50代:36.7%、60代:30.6%
・ブログに興味はあるがまだ利用していない
 ……50代:25.5%、60代:33.1%


というデータが出た。「これからブログを開設して情報発信をしよう」と考えている人は60代の方が多いことがうかがえる。また、60代以上のブログへのニーズについては、「自分の記事で考えや写真を公開し、発信できる」というように、情報発信を通して外部との接点・コミュニケーションのきっかけを求めていることが分かる。逆に50代が消極的な理由については「時間がない」「まめではない」などが挙げられており、忙しさがブログへの参加を留まらせているようだ。

一方でブログへの不安点については「個人情報の流出」がもっとも大きな懸念事項として挙げられている。一見すると「操作性」や「コミュニケーションの難しさ」が上位にあがりそうだが、それらより情報の管理への不安が問題視されている。管理側の個人情報保護体制の強化はもちろん、一人一人の情報の取扱いへの注意と啓蒙が求められているといえよう。

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