コンテンツ著作権情報検索サイト、来年4月オープン

2006年08月03日 12:30

インターネットイメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、映画や音楽などのコンテンツに関わる著作権情報を収集し、ネット上で簡単に検索できるポータルサイトが2007年4月から無料開放されることが明らかになった。

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これは日本経団連とコンテンツの製作・保有する約60社ほどの会社や団体、さらに関連省庁が協議会「コンテンツ・ポータルサイト運営協議会」(仮称)を設立しそこで発表されたもの。サイトでは映画やテレビ番組だけでなく、音楽やアニメ、書籍など日本国内のコンテンツ著作権情報を収集して登録し、無料で検索できる。例えば作品の名前を入力すると、脚本家や出演者、音楽の提供者など権利の持ち主の情報や連絡先などが表示されるとのこと。

日本のコンテンツ市場は13兆円を超え、特にアニメや漫画などの分野は「新たな日本文化として世界に誇れる内容」を持つものとして今後の成長が期待されている。その一方、権利の権利の持ち主や交渉の窓口などに関する基本的な情報が不足し、2次的利用が進みにくいという課題を抱えていた。

今回のポータルサイトの運営開始により、日本経団連などでは著作権処理の交渉をバックアップし、コンテンツ市場の拡大や海外への情報発信につなげたいとしている。

現在関連サイトは存在せず、日本経団連からも正式なリリースがネット上に配信されていないのでこれ以上の情報は不明。具体的にどこが運営し、情報はどのような形で配信されるのか、「海外への情報発信」とあるが日本語だけでなく英語など多国語展開はされるのかなど、興味は尽きるところがない。

個人的には【Wikipedia】の関連業界作成によるコンテンツ著作権版を想像しているのだが、どうなのだろうか。続報に期待したい。

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