このデモでは、スタイルのよい少女がにこやかな顔で長ネギをただひたすら振り回すという何だかよく分からない設定のシーンが映し出され、そこに永久ループで日本人の私たちにとっては何を言っているのか分からないが何となく頭にこびりついて離れない『Ievan Polkka』が流れる。

これはフィンランドの4人組グループLoitumaによるもので曲の内容ももちろんフィンランド語。ノリがよさげなのが動画の妙さと絶妙にマッチしたのが注目を集めたのだろう。最近ではこの設定を活用し、長ネギを時計の針に見立てた長ネギ時計のフラッシュも人気を博している。

さてこの絵、特に長ネギをなぜ振り回す必要があるのか気になるところだが、【しろくろ日記】によれば少年ジャンプで連載中でアニメ化もされている漫画『ブリーチ(BLEACH)』に登場する、井上織姫さんだという。この長ネギ振り回しシーンは、テレビアニメにおいて「長ネギとバターとバナナと羊かんで晩御飯を作るつもりの織姫嬢が嬉しそうに長ネギをくるくると振り回す」シーンなのだとのこと。妙な不条理さが曲にベストフィットしたのだろう。

繰り返しになるが、今ムービー＋『Ievan Polkka』の組み合わせは非常に「止められない止まらない」度が高い。上記アキバBlogの記事から容易に該当動画を閲覧することは可能だが、もし見る場合には十分な注意と覚悟(良い意味での)を必要とする。くれぐれもお気をつけて(笑)。

(最終更新:2013/09/17)