飲食店へのお供は「プリントした地図」、ぐるなびは欠かせないナビゲーター

2006年07月29日 07:30

【Japan.internet.com】によると、「グルメサイトに関する調査」を行い、インターネットを中心とする飲食店情報の利用に関する動向を探ったところ、地図をプリントアウトしてお店に行く人の割合が65.0%にも達した。また、グルメサイトとしては国内最大手の【ぐるなび】を「もっとも多く利用する」と回答した人が90.0%となり、「ぐるなび」がディファクトスタンダードの地位を獲得したことが明らかになった。

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今回の調査は、20代から50代の、飲食店検索サイトを利用した経験のあるパソコンユーザー320人が対象。男女同数で、年齢構成は、20代25.0%、30代25.0%、40代25.0%、50代25.0%。

もっとも利用したことのある飲食店検索サイトはという問いには「ぐるなび」が90.0%ともっとも多く、次いで【Yahoo!グルメ】の57.5%、【グルメぴあ】の34.1%が続いている。もっともユーザーの利用状況を想像するに、特定店舗の情報を求める場合、1つのサイトで満足できる情報が得られれば、他のサイトでわざわざ探すこともなく、この数字から導き出される絶対的な優位性は累乗的なレベルにあるといえる。

目的の店舗までの移動の際には何を使うかという問いには「地図をプリントアウトして」が65.0%。ついで「移動経路を手書き」が12.5%、「地図や住所などを携帯電話にメール」が10.3%と続いた。元記事では(本来もう少し普及度が高いはずの)携帯電話を用いる場合、便利なのには違いないが、バッテリー切れが心配なのだと分析している。

元記事では他にもいくつかの設問と答えが掲載されており、なかなか興味深い結果が出ている。携帯電話の便宜性はいうまでもないが、それを「電池切れ」が押し留めているというのも面白い。逆にいえば、この電池問題が解決できれば、今まで以上に飲食店への利用に携帯が使われる……例えば携帯上の専用サイトから検索してお店の内容を確認して決定し、お店までの移動経路をGPS機能を用いて確認しながら移動し迷わず到着。お店ではクーポンページを見せて割引などの特典を得る……というようなことを多くの人がするようになるのだろう。

「ぐるなび」をはじめ上記にあげた飲食店検索サイトも、今後ますます携帯向け機能を充実させてくるはずだ。あるいは【先に発売されたニンテンドーDS用のブラウザ】が大普及すれば、それ向けにカスタマイズされたサイトもオープンするかもしれない。

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