ライブドアの堀江元社長側、不正を認める方針

2006年07月27日 06:30

株式イメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、粉飾決算などの容疑がかけられているライブドアの堀江貴文元社長の弁護団は7月27日までに、起訴された粉飾額のうち13億円について、「不正な会計処理だった」という指摘を受け入れる方針を決めたという。その一方「堀江元社長はこれについて知らなかった」として今後も無罪を主張するが、ライブドア社内で財務関係の不正が行われていたことを、堀江元社長サイドがはじめて認める形になった。

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堀江元社長はすでに一昨年の決算を53億円あまり粉飾したたなどとし、証券取引法違反の罪に問われているが無罪を主張している。堀江元社長の弁護団は起訴された粉飾額のうち13億円分は、不正な会計処理であるという指摘を受け入れ、今後の裁判では争わない方針を決めた。

弁護団によると、ライブドアが売上として計上した関係会社との取引の中に、「翌年の決算に算入するべきものや、実体があるとはいえないものが含まれていた」と主張するもよう。そしてこれら会計処理について堀江元社長自身は「知らなかった」とし、今後も無罪を主張するという。

無罪主張という姿勢は変わらないが、ライブドア社内で不正が行われていたことを堀江元社長側がはじめて認めたとして、今回の話は注目に値する。今年に入ってからの株価軟調のトリガーを引いた今件がどのような形で決着をつけるのか、当事者の事件に対する姿勢と共に注目したいところだ。

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