【更新】カボスにエコノミークラス症候群の予防効果あり!?

2006年07月25日 07:00

カボスイメージ[YOMIURI ONLINE]によると飛行機の乗客らに発症するエコノミークラス症候群などの血栓症の予防に、カボスが大きな効果を発揮する可能性が高い事が、大分大教育福祉科学部の望月聡教授(食物栄養学)らの研究で明らかになった。

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これは大分県の特産物であるカボスを健康食品として活用するため、望月教授が県と2004年度から効能などを調べてきた研究結果によるもの。動脈硬化に有効とされるポリフェノールと似た強い抗酸化作用がカボスにあることが確認されたという。

具体的に抗酸化作用をもたらす成分は特定されていないが、今後はマウスを使った生体内抑制効果検証も行い、地元の製薬会社などと予防飲料の開発を試みるという。商品化にめどがつけば特定保健用食品(トクホ)の指定も目指し、さらにコンビニなどでの販売も模索しているとのこと。

エコノミークラス症候群は最近では、地震で一時的に住む場所を失った人が自動車を仮の宿としたところ、自動車内の環境に不慣れでかかってしまったり、あるいは車椅子の人が発症するなど、「飛行機による旅行」という限られた環境以外ででも発症しうることで問題になっている。

成分特定や副作用の計測がなされていないのは残念だが、一刻も早く研究を推し進め、有効な商品の開発を願いたいものだ。

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