七面鳥の肉の中に「あの」アメリカ産牛肉が

2006年07月15日 18:00

時節イメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、アメリカから輸入された七面鳥の肉などの積荷の中に、現在はまだ輸入が認められていないアメリカ産牛肉のローストビーフ1箱(約7キロ)が混入していることが明らかになった。【農林水産省】では該当品を焼却指示すると共に、アメリカ政府に再発防止を申し入れたという。

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記事によるとローストビーフが混入していたの、七面鳥の肉などとしてアメリカから輸入され、輸入手続のために川崎市の倉庫で保管されていた3200箱あまりの肉。この中に1箱、アメリカ産牛肉ローフトビース(約7キロ)が混じっていたという。アメリカ産牛肉については現在輸入再開の手続が進められているものの、まだ輸入再開は果たしていない。

今回見つかったローストビーフは、七面鳥の肉と同じアメリカの食肉加工場で加工されており、アメリカで間違って積み込まれたようである。農林水産省では焼却処分を指示すると共に、アメリカ政府に対して再発防止のための改善措置をとるよう申し入れた。

今回は箱単位で間違って輸入されたことから、恐らくは搬出上の単なる手違いに過ぎず、前回輸入禁止措置のきっかけとなった「ずさんな体質によるもの」とは別の次元のミスと推測される。とはいえ、輸入再開に向けて緊張した空気が漂っている最中の発見なだけに、やもすれば……という思いが当事者間にはあったに違いない。

七面鳥の肉だけに、チキンと、ではなくてキチンとした対応が求められることだろう。

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