「グレーゾーン廃止」でクレジットカードの金利引下げ相次ぐ

2006年07月08日 08:00

株式イメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、政府与党が先日「グレーゾーン金利」を無くすためにキャッシングの金利上限を利息制限法の20%にまで引き下げる方針を打ち出したことに関連し、これまでグレーゾーン金利で行っていた個人向けの貸し出し(キャッシングや融資)の金利を20%以下にまで下げる動きが広まっているという。

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政府与党では7月6日にこの「グレーゾーン金利」に関して、これまで利息制限法の20.0%と出資法の29.2%の二つの上限設定があったことについて、20%で一本化する方針を固めた。この動きを受けてクレジットカード会社の間では、俗に言う「キャッシング」(金融機関が個人に実施する、現金自動支払機による小口金融)の金利を引き下げる動きが相次いでいる。

具体的には【ディーシーカード】ではこれまで27.8%に設定していたキャッシングの金利を8月16日から18%に引き下げると共に、今後は20%を上回る金利での融資はしないことを発表した(【発表リリース】)。【JR東日本(9020)】のビューカードや、【トヨタファイナンス】のクレジットカードなどもすでに同様の動きを見せており、政策方面での状況が進展するにつれ、他の大手クレジットカード会社でも特に個人向けのキャッシング金利において引き下げが行われるもようだ。

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