あの埼玉県に降った大粒の「ひょう」でとうもろこしが大打撃を受けていた

2006年07月05日 12:30

トウモロコシイメージ先に【埼玉県でひょうが降る。その大きさ、直径38ミリ】で、6月28日に埼玉県で直径38ミリもの「ひょう」が降ったことをお伝えしたが、そのひょうや同時に吹いた突風で、収穫の最盛期を迎えた埼玉県深谷市のとうもろこしが大打撃を受けて被害額が2800万円にものぼることが明らかになった([このリンク先のページ(tokyo-np.co.jpなど)は掲載が終了しています])。ビニールハウスなどの被害を含めると損害の総額は4000万円を超えるという。

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記事によれば6月28日に降ったひょうで、深谷市の農作物に被害が相次ぎ、中でも収穫の最盛期を迎えたとうもろこし「味来」が直撃を受けた。同市におけるこのとうもろこしの作付面積は221ヘクタールだが、すでに収穫済みのものをのぞく102ヘクタールのうち、30ヘクタールのとうもろこしが、房にひょうが当たって出荷できなくなったり、茎がなぎ倒されてしまうという被害を受けたという。

深谷市ではとうもろこし以外にもナスが9ヘクタール(570万円相当)、ネギが46ヘクタール(160万円)、にがうりが0.5ヘクタール(100万円)などの農作物への被害が出ているという。

お天道様のもとで育てている以上、このような被害は想定しうるものとしてあきらめねばならないのだろうが、それにしても損失の大きさには驚かされるばかり。人的被害が出なかったのは不幸中の幸いというところだが、それを差し引いても被害にあわれた方々には心中お察し申し上げるとしか言いようが無い。

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