ダイエット上手はお金を貯めるのも上手!?

2006年07月03日 06:30

【プレジデントのサイト上のコラム】にて、気になる話が載っていた。お金持ちにはケチが多いといわれるが、それは正確には少々意図の取り違えがあり、「ケチでないとお金持ちにはなれない」というもの。そして多くのお金持ちが普通の人同様につつましく暮らしており、決して一般イメージにあるような「きらびやかな生活」をしているのではないというのだ。

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そのうえで記事では「1億2000万円くらいならヒルズ族でなくとも貯められる」「高収入の仕事についていても借金持ちな人も少なくない」という実例を挙げた上で、「お金を貯めることはダイエットに似ている」と説いている。そのこころは「挑戦する人は多いが、成功する人は少ない。欲望との闘いに打ち勝ったものだけが成功できる」とのこと。

なるほど、確かにその通り。「食べたい」「空腹感を満たしたい」という食欲が、消費欲(浪費欲)に置き換われば、そのままダイエットが貯蓄術になるわけだ。とはいえ、記事の上では「同年代の平均年収の2倍程度の所得があり」という前提を掲げているため、この時点でハードルを越えられない人も多いと思われる。

記事では色々な例を挙げて「金融商品や世間一般に『儲かる商売』といわれるものに手を出す場合や顧客の立場として利用する場合には、そのカラクリについてまず考えるべきだ」「クレジットカードなどのポイント制サービスを最大限利用すべき」「本当に自分が必要としているものを購入するべき。家などの不動産や自動車も、買うよりは借りた方が節約できるしリスク軽減にもつながる」などと説き、お金を貯める基本を語っている。

億万長者になるのは難しいが、これらの「お金の面からのダイエット」に気を配り、出るお金を減らしていけば、少なくとももう少し金銭的に豊かな生活を目指せそうではある。もちろん同時に「同年代の平均年収の2倍程度の所得」という前提をクリアできるように努力を重ねれば、億万長者になるのは単なる夢ではなく、手の届きそうな目標と思えてくる。

夢はただ想うためにあるのではなく、叶えるため、叶えようと努力するためにある。それを忘れなければ、無茶な夢でない限り、実現は不可能ではない。お金のダイエットで「プチリッチ」になることも、夢想ではなく、リアルなものとしてとらえるべきだろう。

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