OSのサポート終了で学校内の旧式パソコンは使用に注意

2006年07月28日 12:30

インターネットイメージ[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、Windows98とMeのサポートが打ち切られたことにより、学校などの教育機関で使用されているパソコンのうち、これらのOSがインストールされているパソコンについて、専門家が先生らに対し注意をうながしたという。

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マイクロソフト社の基本ソフト(OS)のうちWindows98とwindowsMeは今月サポートが打ち切られ、今後新しいバグが発見されたりウイルスが登場しても、それをサポートするプログラムが提供されず、インターネットを安全に使用することができなくなった。このような状況の中、夏休みの先生を対象にしたセキュリティーの勉強会が開かれ、【情報処理推進機構】の研究員が、「Windows98やMeは、今後欠陥が見つかっても修復が行われず、情報の漏えいやウイルスに対して無防備な状態だ」と説明、これらOSをインストールしているパソコンは学校でインターネットにつないで利用しないよう注意をうながした。

一方、これらのOSが使われているパソコンは、全国の都道府県立の高校だけでも4万台以上がいまだに使われていることが明らかになっている。今件についてはOSそのものを2000やXPに更新するのがもっとも妥当な対策なのだろうが、インストールしているソフトとの相性の問題やパソコンそのもののスペックが不足していたり、インストールする技術そのものが無いなど、実際にはそれらの対処方法は採用されない可能性が高い。

インターネットとの接続を切り離してスタンドアローンで使う、とあるが、ネット接続している端末とデータをやり取りする以上、100%完全に安全であるとはいい難い。学校という場所の特性を考えてみても、やはりOSかハードそのものの更新をするのが無難といえるだろう。

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