大手銀行で定期・普通預金の金利引き上げ相次ぐ、新生銀行では最大250倍に

2006年07月09日 07:30

株式イメージ【NIKKEI NeT】などによると大手銀行が定期・普通預金の金利引き上げを相次いで実施している。【みずほ銀行(8411)】【三菱東京UFJ銀行(8306)】【三井住友銀行(8316)】は7月7日までに、3か月物から10年物までの定期預金金利を引き上げると発表した。また【新生銀行(8303)】では普通預金の金利を現行の年0.001%から最大で0.25%にまで最大250倍に引き上げることを決めている(【参照:asahi.com】)。

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大手銀行で金利引き上げの動きが相次いでいるのは、日本銀行のゼロ金利政策の解除が7月14日にも解除されるのではないかという観測から、市場金利が上昇していることに対応しているのだという。また、これを機会に口座数や預金額の向上も狙っている。大手銀行が1年未満の定期預金金利を引き上げるのは約6年ぶりで、金利政策が大きな変換点に差し掛かったことを示している。

しかし定期預金では金利の引き上げ幅が0.1%以下とインパクトも小さく、6年前と比べると株式などの投資に対する認知度もかなり高まっている。小規模な金利引き上げが顧客の関心を引くかは微妙なところ。

新生銀行による金利引き上げは「最大250倍」とインパクトはかなり大きいが、それでも0.25%は株式や投資信託の配当利回りと比べるとかなり小さい。100万円を1年間預けて2500円(税金を考慮すると2250円)の利子がつくことになる。リスクの面も考慮すると単純比較をするのは酷だが、それでも両天秤にかけて「預金の方がいいかな」と考える人はさほど増えないのではないかと思われる。

もちろん「はじめの一歩」はとても重要で勇気とエネルギーが要ること。そして実際にゼロ金利政策が解除されれば、今後ますますこの動きは加速することだろう。

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