JR東日本(9020)、2007年春から新幹線・特急列車を全面禁煙に

2006年06月07日 12:30

時節イメージ【JR東日本(9020)】は6月6日、同社管轄内の新幹線と在来線特急列車について全面禁煙とすることを明らかにした(【発表リリース、PDF】)。実施予定は来年2007年春の予定。また、さまざまな禁煙対策も合わせて行う。

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リリースによれば車内禁煙が実施されるのは東北、上越、山形、秋田の各新幹線と中央、常磐、東北、高崎などの在来線7路線の特急。乗車時間が長く車内に個室が整備されている寝台列車や、車内で飲食などを行う貸し切りのイベント列車などは禁煙の対象外となる。喫煙者にとっては「禁煙時間」がどれくらいになるか気になるところだが、JR東日本の新幹線で乗車時間が長い路線は、例えば東京から八戸(青森県)が約3時間、秋田が約4時間など。

今回のJR東日本の決定は、車内では完全な分煙を成しえないという判断からのもの。また、他社と相互乗り入れをしている特急12路線については今後、関係各社との関係調整を進めるという。

またこの禁煙化に伴い、新幹線・在来線特急専用ホームには喫煙ルームを増設する。現在8駅13か所存在する喫煙ルームは今回の増設で、21駅32か所に増えるという。

健康志向が強まる昨今、特に公共機関においての喫煙への風当たりが強くなっている。この流れは欧米各国同様に日本でもますます加速するに違いない。


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