最新鋭戦闘機F-35の愛称候補、6候補に絞られる。7月中に最終決定へ

2006年06月04日 12:30

F-35イメージアメリカやイギリスなど複数の国が大量に導入する予定の総合攻撃戦闘機(JSF)F-35について、その愛称候補がいくつかに絞り込まれたと【AirForceTimes】が報じた。7月の初旬までには決定されるという。

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F-35は主にアメリカとイギリスによる共同開発が行われ、【ロッキード・マーチン社】が製造、複数国家が購入を予定しており、その数は合計で2593機の予定。最大2765億ドルが供出される、これまででもっとも高価な軍用機開発生産プロジェクト。アメリカ空軍では1970年代から主要戦闘機に対し、「鳥のように勇ましく飛ぶように」との願いをこめて、鳥の名前を愛称としてつけられるのが習慣になっている。例えばEagle(F-15)、Falcon(F-16)、Nighthawk(F-117)、Raptor(F-22)、Raven(EF-111)などが例として挙げられる。

候補としてあげられているのは「Black Mamba(黒いマンバ……真っ黒な化粧)」「Cyclone(低気圧)」「Lightning II(稲妻)」「Piasa(空想上の鳥類)」「Reaper(刈り取り機)」「Spitfire II(かんしゃく持ち、イギリスの名戦闘機名)」の計6種類。F-35は海兵隊や海軍でも使われるため、それらの高官らとの協議の上、最終的にアメリカ空軍幕僚長の長T.マイケル・モーズリー(Michael Moseley)氏が決定する予定。

戦闘機の愛称はアメリカ空軍だけでなく各国からその名前で呼ばれることになる。果たしてどの名前がF-35の正式愛称(?)になるのか、決定に注目が集まっている。


■関連記事:
【米英間でF-35戦闘機の技術移転に関する合意成立】

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