週刊少年サンデー連載「ワイルドライフ」にあのジェイコム男ことB.N.F.氏が登場

2006年06月21日 12:30

ワイルドライフイメージワイルドライフ』に、かつて【ジェイコム(2462)】の誤発注騒動で名を世に知らしめ、その後も千葉のカリスマトレーダーとして幾度となくメディアに登場しているB.N.F.氏が登場した。

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本来獣医の漫画に株関係の人物が登場するのも妙な話だが、ストーリー的に「経営困難な獣医病院を建て直す」という展開で話が進んでおり、その流れでB.N.F.氏が登場することになる。具体的には、「獣医病院の診療費が高いので、保険的な資金として多数の人からお金を集めて資金を株式で運用し、いざというときにはそのお金を診療費として分配する仕組み」(曰く「動物の健康保険」)を作るという流れになり、その過程で「株の神様」たるB.N.F.氏に教えを請う、という次第。

「それって株式運用云々より保険やファンドじゃないのか」「動物の健康保険と説明しているが、すでに【アニコム】をはじめ、ペットの健康保険は山ほどあるじゃないか」というツッコミはさておき。

今回はB.N.F.氏自身の登場(氏の自宅でのインタビュー形式)と株式の基礎知識の解説で終わっており、話の本筋の流れである「動物の健康保険」はどこにいったのか、という形。しかも次回予告では「株の神様B.N.F.氏に聞いた! この投資法でキミも百億円!!」というキャッチコピーが踊るなど、ほとんど「獣医漫画のテコ入れのために氏を登場させたのか」「将来サンデーでも株系漫画を本格的に登場させるか否かのマーケットリサーチか」と疑わせる内容。

本来の獣医漫画としてのツッコミどころは山ほどあるが、一方で株式投資の漫画による説明としてはそれなりにスマートな出来になっているのも事実(主人公が株の素人なので、説明する形で話は進められている)。かつてサンデーのライバル誌で連載されていた投資系漫画『M.I.Q.』と比べればはるかに王道的で素直な内容といえるだろう。

「僕、今回まったくしゃべってないけどいいんですか?」とB.N.F.氏に言わしめた(笑)「ワイルドライフ」。次回の号で氏がどのような話を「漫画の中で」するのか楽しみである。

・・・・・・「これでいいのか」と、色々複雑な気分になるのも事実だが。


(最終更新:2013/09/18)

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