ユージン(7828)、あの「漫☆画太郎」氏のカプセルトイを6月から発売

2006年06月13日 06:30

漫☆画太郎フィギュアイメージ食玩やカプセルトイの開発製造を行う、先日上場を果たした【ユージン(7828)】が、6月上旬から『漫☆画太郎』氏のカプセルトイを販売することを明らかにした(【紹介ページ】)。税込で300円。

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漫☆画太郎フィギュアイメージ『漫☆画太郎』氏とは、トーンをほとんど使わない筆圧極限的でしかも細密、勢いがぶっ飛びそうなほどのタッチで押し迫る一方、複写を多用し、ストーリーもハチャメチャな展開を日常茶飯事とする、いわば「カブキモノ」的・アバンギャルドな漫画を展開する漫画家。かつての相原コージ氏のように、さまざまな「実験」を漫画上で行っているとするとらえ方もあるが、その画力の高さと無駄なまでの描き殴り度合い、ストーリーの破天荒さに評価は二分されている。

今回ユージンが発売するカプセルトイはその『漫☆画太郎』氏の漫画に登場する代表キャラクタたち。「山田太郎」「桃太郎」「泰造&パンチ」「珍八先生」「ばばあ」「画太郎先生」の6種類が用意されている。

紹介ページでは今企画について次のように説明している。

フィギュアブームもここまで来たか……。画太郎キャラが立体化されるなんて、凄い時代になったものです。「山田太郎」「桃太郎」「泰造&パンチ」「珍八先生」「ばばあ」、そして御大「画太郎先生」!画太郎ワールドの住人たちがタイムカプセルならではのリアルな造型で君の家を襲撃する。好きな人や、ご両親の目が届かない所にしまっておこう!


また、『漫☆画太郎』氏を「画太郎の前に画太郎なし、画太郎の後に画太郎なし。画太郎先生こそが正真正銘のオンリーワン、世界にひとつだけの花」とまで評価しているあたり、ある意味、ユージン側もはっちゃけているのかもしれない。

『漫☆画太郎』氏の漫画が子どもたちに好かれているかどうかのデータが無いので不明だが、少なくとも紹介されているカプセルトイの造詣を見る限り、子どもたちの間でも評価が二分されることは間違いない。ただ、こういう「いかにも漫画っぽいタッチ」が好きな子どもは「すげぇ」と絶賛することだろう。

造詣化が難しいと思われる『漫☆画太郎』氏をあっさりと、しかも漫画のイメージそのままに実体化するユージンには、これからも業界のリーディングカンパニー的な姿勢で臨み、さまざまなものにチャレンジしてほしいものだ。

COPYRIGHT(C)2005 YUJIN CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.


(最終更新:2013/09/18)

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