オーストラリアでは4人に1人の親が「子ども貯金」から日常的に「ちょろまかし」、特に母親は父親の2倍も

2006年06月26日 06:30

貯金箱イメージ【asahi.com】によると、オーストラリアでは親の4人に1人が日常のパン代から休暇の費用までさまざまな目的で、子どもの貯金箱から「恒常的に」お金を拝借しているという実態が明らかになった。オーストラリアの金融機関【BankWest】の調査によるもの(【元記事の原文、英語】)。原文では「Parents pinch pennies from piggy banks」(両親の金銭的ピンチは子どもの「こぶたの貯金箱」で救われる)と痛烈に皮肉っている。

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同金融機関が6月21日、400人の保護者や親を対象にした調査結果を発表したが、それによると子供の貯金箱を物色する傾向は母親が35%と、父親(16%)の倍以上にのぼった。また、それにも関わらず、彼ら・彼女らの10人中9人が、「金銭管理において自分は子どものよい手本となっている」と信じているという。

具体的な「ねこばば」したお金の使い道は、半数以上はパンやミルク代など基本生活の維持のために使われ、20%は水道や電気代などインフラの代金に用いられる。だが16%は休日のレジャー経費や新しい車の購入代金など「浪費」のために子どもの貯金を使い込むという。

日本でも「お年玉貯金」と称し、子どもがもらったお年玉を親が「一時的にあずかる」といって受け取り、いつの間にか自分のものにしてしまうという話がよくある。金銭的に「本当によい手本」となる親ならば子ども名義の口座を作ってそこに振り込むなどの手立てを講じてくれるものだ。

あなたの親は、そしてあなた自身はどうだろうか?(笑)

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