ゲームポット(3792)、サーバハードディスク盗難事件で体制変更とお詫びポイント送付を発表

2006年06月12日 12:30

ゲームイメージ先に【アエリア(3758)、ハードディスク盗難事件を受けてセキュリティ対策発表。事態の詳細も一部判明】などで報じたように、【アエリア(3758)】が管理している【ゲームポット(3792)】のゲームのデータバックアップ用サーバのハードディスクドライブが紛失した事件を受けて、ゲームポットは6月9日、再発防止策の実施と社内処分、顧客へのお詫びの対応を発表した(【発表リリース、PDF】)。

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まず顧客へのお詫びの対応として、ハードディスク紛失による個人情報の流出の可能性のある人を対象に、ゲーム内で使えるポイント(ネットキャッシュ)500円相当分を送付する。

次にサーバ管理についてだが、管理委託先の会社であるアエリアへの厳重注意と指導、さらには管理業務をゲームポットの従業員が直接行う体制への変更した。他の対策は過去に上記記事で報じたとおり。なお今回の「お詫び」に関する経費はアエリア側が負担するという。

今件に関する業績への影響については「ユーザー数、売上高等、業績に与える影響は軽微であり、平成18年12月期の業績予想に関しましては変更をいたしません」とゲームポット側では述べている。

なお紛失したハードディスクそのものを含めた一連の事件については現在に至るも警察当局への捜査協力をするとともに、ゲームポット・アエリア両社内でも調査を継続しているものの、いまだに原因究明と真相解明はなされていないとのこと。

状況から察するに内部犯行の可能性も否定できないが、ともあれ一刻も早い真相の究明を果たしてほしいところだ。

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