日本ライトン(2703)の配当が来た、のだが……

2006年06月01日 19:30

封筒イメージ昨年末の権利確定後ようやく利益を確定した【日本ライトン(2703)】。総会参加資格もあったが出席できるはずも無く委任状を投函。優待そのものも届き、何か忘れている気もしたが、再び安値ですくえるのを待つべく準監視銘柄として位置づけていた。そして先日火曜日(5月30日)、忘れていた当方を驚かせるかのように事業報告書と配当金の郵便小為替が封筒に収められた形で到着。

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1枚(100株)しか保有していなかったので、配当金額は676円(税引き後)。時間がある時に替えて来るかと、住所などを書いて判を押し、締め切りを見てみたら……

郵便小為替
日本ライトンの配当金の郵便小為替

払い戻しの期間
平成18年3月30日から 平成5月2日まで


一か月近く前に締め切りがすぎている。どうなってるんだ、と独り魂が煮えくり返るような雄叫びをあげつつ理由を考える。誤字脱字。そんなはずはない。ポストに入っていたのに採り忘れ。いや、ポストは毎日見ている。遅配。遅配した旨の注意書きのタグは無かった。それに本来なら、遅くとも4月上旬には届くはずのものが、5月30日に届いたことになる。ということは、概算でも2か月近く遅れている。自分が二か月ほど寝込んでポストを見ていなかった。そんな莫迦な。

まずは日本ライトンに、ではなくて書類送付を一手に引き受けている中央三井信託銀行の係に電話で確認。調べてもらったが、今事業報告書などが遅れたという話は皆無とのこと。そこで今度は郵便局か、と考え、地元の郵便局に電話確認。案の定、局単位でたらいまわしされる。

郵便局の係の人の話は次のような内容だった。

・料金後納郵便なので消印がない。送付のため郵便局から持ち出された時間が確定できないので分からない。
・普通郵便なので記録が残っていないから分からない。
・配送エリアで遅配なり事故で郵便物損失の話はない。
・他に誤送され、その上で受け取った人が入れなおしてくれたのでは。そしてそこまでに2か月ほどかかったのかも。


という的を射ないようなつかみどころのない回答。誤配で一度郵便局に戻れば誤配・遅配のお知らせのタグが貼られる。そのようなタグは見当たらなかった。別の個人に誤送されその人が直接当方のポストに入れなおしたとしても、本来くるべき=誤送された日から二か月間ほどは、誤送された本人はポストを見ていなかったことになる。これもおかしな話。

他の郵便物も届いてなければ話はまた別の方向に展開するのだが、今件についてはそれも違う。他郵便物はちゃんと届いている。

謝罪の言葉はあれど当方が納得できるような回答は得られず、少々不機嫌な気分にさせられたまま、郵便局からの事情説明は終わってしまった。とにかく「記録がない(ので何もできないよ)」の一点張りではのれんに腕押しでしかない。

郵便局での引き渡し期間が過ぎてしまうと、特定の金融機関(この場合は中央三井信託銀行)でないと換金ができなくなる。郵便側のミスで、700円足らずの配当金を手にするのに手間隙お金をかけねばならなくなるとは、まったくもってお話にならない。

完全民営化すれば、もう少し「お役所的な態度」も変わってくるのだろうか。

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