スクウェア・エニックス(9684)、任天堂次世代機「Wii」とニンテンドーDSそれぞれで『FINAL FANTASY クリスタルクロニクル』シリーズ制作を発表

2006年05月09日 12:30

ゲームイメージ【スクウェア・エニックス(9684)】は5月9日、同社の大黒柱的タイトルのひとつである『ファイナルファンタジー』シリーズの任天堂向けタイトル『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』シリーズ最新作、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー』を[任天堂(7974)]が発売予定の次世代家庭用ゲーム機「Wii」向けとして、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』を任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」向け(両者とも仮称)として制作していることを発表した(【発表リリース、PDF】)。

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これは現地時間の2006年5月10日からアメリカのロサンゼルスで開催されている「The Electronic Entertainment Expo2006」(E3 2006)で発表されたのと同時に公式サイトでも公表されたもの(【スクウェア・エニックス上のE3公式サイト】)。発表リリースによれば正式タイトルは確定次第、内容などと共に随時発表される予定とのこと。また、発売日・価格は未定。両タイトル間に連動性があるかどうかも明らかにされていない。

『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』はプレイステーションの発売と前後して、一時期任天堂ハードから当時のスクウェアタイトルが発売されなくなった期間を経て、スクウェア・エニックスで再び「ファイナルファンタジー」との名前を冠した本格的なタイトルとして発売され、注目を集めた作品。任天堂ハード向けの雰囲気を満載したタイトルで、ゲームボーイアドバンスをコントローラーとして接続しマルチプレイも楽しめるという楽しい発想の機能も搭載していた。残念ながら対応ハード(ゲームキューブ)そのものの不振で売行きは今ひとつだったようだが、ファンも少なくない。

リリースではもちろん言及されてはいないが、Wii向けとニンテンドーDS向けが同時に発表されるということは、何らかの形で『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』と同じような、いや、それ以上の「相互リンク的な楽しさ」の提供が期待できる。今後の詳細発表を心待ちにしたいところだ。

なお驚くべきことに、正式発表からまだ半日も経過していないがアマゾンではすでに予約の前段階(「現在このタイトルの商品の発売は未確定ですが、発売が決定しましたらEメールでお知らせします。右のボックスにEメールアドレスを入力して送信してください。また、発売元のメーカーにもお客様からのご要望があることをお伝えします」の表示)のページと共に『掲載枠が用意されている(DS版のみ)』。気になる人はメールアドレスを入力しておくと良いだろう。

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(最終更新:2013/09/18)

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