ホリエモンが「ホリ」の中で読んでいた本が再び売れ、カリスマ性が再確認されることに

2006年05月31日 06:30

株式イメージ【JINビジネスニュース】によると、堀江貴文ライブドア元社長が留置所で読んでいた小説としてベストセラー小説『沈まぬ太陽』が報じられ、再び売行きを伸ばしているという。出版元の新潮文庫では6月1日に全五巻合計で約4万部の増刷をするとのこと。

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沈まぬ太陽イメージ記事によれば堀江氏はこの「沈まぬ太陽」を読み、その内容に感動して涙を流したという報道があり、話題になったという。内容はといえば日航ジャンボ機墜落事故をテーマに、企業の腐敗に立ち向かう労働組合委員長が主人公のお話。感動した云々は単なる思い付きではなかったようで、5月21日に堀江氏が実際に小説の舞台である御巣鷹山に登ったことが報じられ、話題性が高まった。

「ホリエモンが読んでいるのだから」という単純な理由以外に、「内容的に堀江氏とかぶるところがあるので自戒の意味で読んでいるのでは」「拝金主義的な体制と、それと戦う主人公の話だからかも」など、堀江氏が読み、涙したというその真意を巡っての憶測も「沈まぬ太陽」をさらに盛り立てている。

当方(不破)としても、今元記事を読んで初めて、堀江氏が御巣鷹山に登った理由が分かり、合点がいった。それなら確かに話題になりそうな話ではある。

元記事ではよしにつけあしにつけ、ホリエモンの行動が世間に及ぼす影響と、カリスマ性は否定できないとの話が語られている。実際、ライブドアは上場廃止となり、【フジテレビ(4676)】【ライブドアオート(7602)】、個人投資家などから次々に訴えられており、彼にとって魂のよりどころは針のむしろ状態といえる。それでもなお、彼の存在感は衰えるところを知らない、ということなのだろうか。

彼が「沈まぬ太陽」となるのかどうかは、彼の心持ち次第、ということだろう。


(最終更新:2013/09/18)

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