観覧式及び総合訓練は、毎年5月に東京湾・羽田沖海域で開催される、海上保安庁としては最大のイベント。船舶や航空機の観覧、巡視船艇、航空機やヘリコプターによる警備救難訓練などが行われる。

昨年行われた観覧式では、指揮船「いず」観閲船「やしま」をはじめとする多数の海上保安庁所属船艇だけでなく、海上自衛隊所属の「しらゆき」やアメリカの湾岸警備隊「JARVIS」など関係機関の船艇、航空機が参加した。

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昨今の社会情勢や、「東シナ海での違法調査・試掘」や「潜水艦の不法領海侵犯」、数々の漁船違法操業、さらに昨今の「工作船」との交戦記録公開などマスコミに取り上げられる機会が増えている関係で、海上保安庁への注目度は高まりつつある。また、漫画やドラマで海上保安庁隊員の活躍ぶりを描いた作品『トッキュー!! 』や『海猿』)が人気を博すなど、海上保安庁への注目度は高い。今回は観閲式の中でもわざわざ時間を割き、映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の宣伝が行われるほど。

本日は天候が悪い地域も多い。観閲式海上そのものが悪天候になっているかどうかは不明だが、時間をもてあましている人は海上保安庁の雄姿をライブ動画でチェックしてみてはどうだろうか。

(最終更新:2013/09/18)