「烏龍茶を飲むと肥らない」話に科学的な裏づけ

2006年05月24日 06:30

烏龍茶イメージ【サントリー】は健康科学研究所による研究結果として、【ウーロン茶重合ポリフェノールの抗肥満作用について】を発表した。烏龍(ウーロン)茶を飲むことで肥満防止ができるという話について、科学的な裏づけがなされたことになる。

スポンサードリンク

黒烏龍茶イメージこれは烏龍茶内にあるウーロン茶重合ポリフェノールが、脂肪分解を妨げる働きがあるとするもので、脂肪が分解されないということは栄養分として体内に吸収されないということ。結論として「脂肪分を身体に吸収させない、肥らない」ということになる。

ちなみに「肥らない」効果はあくまでも「肥っていく方向に作用しない」であり、「やせる」、つまり「やせる方向に作用する」わけではない、「やせ薬的効果を持つわけではない」ので注意されたい。

サントリーはといえば、ここ最近コンビニやスーパーでやたらと同社の新製品の烏龍茶である『黒烏龍茶』を見かける。先の記事で取り上げた某炭酸コーヒーがなかなか見つからず黒烏龍茶ばかり見つかるので少々閉口しつつも、大規模なキャンペーンを打っている、くらいにしか考えていなかった。しかし今件がらみでよく調べてみると、黒烏龍茶は特定保健用食品(トクホ※)に指定されていただけでなく、さらに今回のような「烏龍茶を飲むと肥らないよ」という科学的調査結果が出ていた。ともなれば、宣伝効果は抜群、ということになるのだろう。

もちろん過ぎたるは及ばざるがごとし。黒烏龍茶を過多に飲むとか、「いくら肉を食べても烏龍茶を飲むから大丈夫」などという行動をとれば、後になって悔やむことは間違いないだろう。ご注意あれ。

※特定保健用食品(トクホ※):「血圧をコントロールする」「胃腸の調子を整える」などの効能が科学的に証明されていると国(【厚生労働省】)が認めた健康食品。


■関連記事:
【健康ブームは飲料市場にも? 新製品続々登場】


(最終更新:2013/08/28)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ