沖縄でまた豚事件。今度はトン走するもかなわず、食肉会社へ

2006年05月14日 08:30

子豚イメージ【琉球新報】が報じたところによると、5月12日沖縄県の自動車道路において食肉用の豚1頭が逃げ出す事件があった。沖縄県警交通機動隊が自動車道の速度制限を行い捕獲を試み、約1時間後に捕獲に成功。同隊の米盛重仙副隊長は沖縄新報の記者に対し「トンでもない落し物だ」と話していたという。

スポンサードリンク

トラックには養豚業者から食肉会社に運ぶ豚35頭が載せられていた。記事によれば「自らの運命を察したのか」1頭だけがトン走を計ったという。豚の重量は約100キロ。身柄を確保されたあと、業者に3人がかりで軽トラックに載せられ、再び食肉会社に運ばれたとのこと。上記副隊長は「自動車道では電化製品などの落下物が多く困っている。十分注意してほしい」とも語っていた。

先に【子豚の迷子で警察いわく「トンと困る」】でも報じた豚は落し物扱いで保護されたが、今回は落とし主がはっきりしているためにそのまま引き渡されることになったわけだ。それにしても沖縄では家電などと同じく豚が落下物としてよく落ちることなのか、そして警察関係者は豚がらみの事件があるたびに、記者に「トン」を絡めた駄洒落的コメントを出すのか、まさにトンでもない話だと驚くばかり。当方(不破)の住む関東ではトンと見当もつかない。

とはいえ当方がかつて使っていた埼玉県の私鉄沿線でも、昔は「豚が線路上に出現したので電車が遅れた」などという事件があったを耳にしている。昔はどこもそのような、ほのぼのとした話にあふれていたのかもしれない。最近はトンと聞かなくなったものだが。ある意味、スローライフを今でも実践しているようで、うらやましくもある。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ