ドラクエ新作『ドラゴンクエストソード』ではあの「剣神ドラゴンクエスト」のように、剣を振る勇者になれる!

2006年05月10日 06:30

剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣イメージ先日【スクウェア・エニックス(9684)、ドラクエ最新作『DRAGON QUEST SWORDS』を任天堂「Wii」と同時発売発表】でお伝えしたとおり【スクウェア・エニックス(9684)】は[任天堂(7974)]のWii向けに『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』を制作中であることを発表した。その報があった後、さる方から「ドラクエの新作、名前を聞いたとき、てっきりこれかと思いましたヨ」とURLと共に教えられた商品があった。それがこの『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』。数年前にちょっとだけブームになり、今でも根強い人気がある「リアルタイプ体感ゲーム」の『ドラクエ』版だ。

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剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣イメージすでに発売からかなり経っているし多くの人がご存知なので詳細は省くが、『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』は、付属の剣を振ることでセンサーがそれを察知し、ゲーム画面上で本当に剣を振っているかのような反応が映し出されゲームが進展していくというもの。ゴルフや野球のシミュレーターで似たようなゲームはこれまでいくつか発売されていたが、プレイヤーが冒険者となり、剣を実際に振りかざして画面上のモンスターをサクサク切り崩していくというのはアイディア的にも結構斬新で、プレイする本人はもちろん、端から見ていても結構楽しいものがあった。

今回発表された『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』、単なる「ドラゴンクエスト」というシリーズ名の直後に「ソード」がついていること、タイトルロゴに剣が大きめに映し出されていることなど、確かに『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』とイメージが重なるところがある。さらにWiiではコントローラーにセンサーが搭載されていて、似たような遊び方はハードスペック的に可能。指摘された意見やリリースにある両者のタイトル、ロゴなどを見比べながら「そういう機能があると面白いよな」と思ったものだ。

ところが【GAME Watch】など、実際のスクウェア・エニックスの発表会におけるレポートが発表されるにいたり、その冗談話・推測が、実は現実のものであることが明らかになった。GAME Watchではそのあたりについて次のように言及している。

発表内容は、“Wii”のローンチタイトルであることと、“Wii”のアナログコントローラの性能を活かしたイメージ映像のみ。イメージ映像では、おなじみのメインテーマをバックに、Wiiのコントローラを剣に見立てて、ゴーレムに斬りつけるシーンなどがあり、2003年に発売した体感ゲーム「剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣」の路線を継承したものと見られる。
 エグゼクティブプロデューサーを務める三宅有氏は、「任天堂の新型機“Wii”は、『ドラゴンクエスト』の魅力であるわかりやすさ、自分が主人公に、という点で究極の形で表現することを可能にしてくれました」と、特異な形状、独創的な性能を備えたWiiのアナログコントローラの持ち味を最大限に活かしたゲームであると紹介。「『ドラゴンクエストソード』では、自分が主人公になるということに加え、体感する物語を実現します。“Wii”と同時発売を目指して頑張っております。ご期待ください」と抱負を述べた。」


プレスリリースでは一切触れていなかったものの、『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』では本当に、『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』のごとくコントローラーを剣のように扱い振りかざしてモンスターを倒すという遊び方が用意されていた。

すべての敵に対してわざわざコントローラーを何回も振りかざすのではすぐに疲れてしまうだろうし子どもの体力ではムリがある。恐らくは通常入力と「振りかざし」入力を任意で選べるとか、特定モンスターとの戦いのみ「振りかざし」入力を要求されるというように、機能としては限定的な扱いをされることだろう。とはいえ、「やはり任天堂らしいよな」とあらためて驚かされた感心させられた次第である。


(最終更新:2013/09/18)

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